大好きな洋服を久しぶりに着てみると、「あれ、なんだかお腹周りがキツイ……」なんて経験はありませんか? 特に「下腹ポッコリ」のお悩みを抱える方は、年齢を重ねるごとに増えていく傾向にあります。
しかし、多くの女性がダイエットにトライしようと思っても、きつい運動や食事制限ではなかなか続かないのが現実。そこで毎日無理せず続けられる程度の、数分だけでOKな下腹ポッコリ解消エクササイズをご紹介します。
◆ポッコリお腹は内臓が下がっている証拠!?
下腹がポッコリ出ている原因は、お腹の外側についている脂肪だけの問題ではありません。身体の中にある胃や腸などの内臓が、それらを支える筋肉の衰えによって下がってしまい、腸がポッコリと外側に押し出されてしまっている可能性があります。
内臓が下がっていると、見た目の問題だけではなく、便秘など健康上の問題も併発してしまうため、気になった時点ですぐに内臓を上げるように改善していきましょう。
◆ドローイン(お腹を凹ませるトレーニング)
1.背筋を伸ばして立ちます。肩はリラックスさせて、両手はだらりと垂らします。
2.おへそ部分の筋肉を意識しながら、お腹を思い切り凹ませます。
3.凹ませたまま、呼吸はしつつ30秒キープします。
※慣れてきたら、凹ませる秒数を増やしていきましょう。
基本的には食事前の空腹時と、就寝前に行います。しかしこれはどこでも出来るトレーニングのため、通勤中や座っている時などでも、気づいた時には行うようにしましょう。
◆下腹集中筋肉トレーニング
1.仰向きに寝ます。両手は身体の横に置きます。
2.両足を出来るだけ揃えて、床から30cm以上上げます。
3.足を少し上下して、下腹(おへその下辺り)が一番キツく感じる高さで両足をキープします。
4.10秒キープし、ゆっくりと両足を下ろします。
※慣れてきたら、キープする秒数を増やしていきましょう。
※最初は3回からはじめ、徐々に回数を増やしましょう。
◆くびれも取り戻す、ねじりエクササイズ
1.床に座り、両足を前に伸ばします。
2.左足は伸ばしたまま、右ヒザを曲げて左ヒザの外側に交差させます。
3.左ヒジを曲げつつ、上体をひねって右ヒザの外側に持っていきます。その時、息はゆっくりと吐きます。
4.息を吸いながら、上体を正面に戻します。
5.逆側も同様に行います。
※1日5~10セット行いましょう。
◆一気にではなく継続が大事
これまで運動をしていない方は、一度に全てをしようとすると三日坊主で終わってしまう可能性も! できるトレーニングから始めて、慣れてきたら別のトレーニングやエクササイズも追加するようにしてみては。
何事もこまめに継続させることにより、必ず成果が見えてきます。あきらめずにまずは1ヶ月、毎日続けてポッコリ下腹を撃退しましょう!
「鏡を見る度になんとなく顔色の悪さが気にかかる」「地色に合うメイクアイテムの色が、以前よりも暗くなってきた」「特に日焼けしていないはずなのに、肌の色が沈んできた」など、年齢を重ねるにつれ、くすみの悩みは増えるもの。
しかしそもそも「くすみ」の正体とはどのようなものなのでしょうか。
◆血行不良、リンパ液の滞りによる「青くすみ」
顔の肌を触ると、ひんやり冷えていませんか? また顔だけでなく、身体にも冷えを感じ、むくみやすくありませんか? 該当するのなら、くすみの原因は「血行不良」や「リンパ(液)の滞り」です。
血液の役目は酸素や栄養素をすみずみの細胞にまで運び、二酸化炭素や老廃物を回収して排出すること。リンパ液の役目は栄養素を回収し、血液中に合流させ、さらにむくみの原因となる余分な水分を回収すること。
つまりこれらの働きが上手く行われていないと、顔の肌にまで栄養が届かず、老廃物は残ったままになります。すると皮膚のターンオーバー(新陳代謝)がスムーズになされず、古い角質が剥がれ落ちないため、「くすみ」となって積み重なるのです。
対策は顔・身体のマッサージやストレッチなどの軽い運動。またシャワーのみの入浴が多い場合は、きちんと湯船につかって身体全体を温めるようにしましょう。
さらに意外にも、ストレスが多いと血管が収縮して血行不良になる原因に。くすみ防止のためにも、一日の終わりにはリラックスして睡眠を取るようにしてくださいね。
◆蓄積日焼けによる「茶くすみ」
肌の老化には、紫外線が大きく影響しています。日焼けによるシミ・そばかすの他にも、肌奥の皮膚細胞を酸化させることにより、ターンオーバーの周期が乱れたり、またハリ・弾力を作り出すコラーゲンが破壊されることで皮膚がたるみ、全体的に影ができやすくなったりしてしまうのです。
この紫外線による日焼けの害が年々蓄積されると、季節に関係なく顔全体が茶色くくすむようになってしまいます。そのため対策としては、第一に春夏はもちろん、秋冬であっても「紫外線予防」を心がけましょう。
日頃から日焼け止めクリームを使い、化粧下地やファンデーションなども紫外線カット効果のあるアイテムを選ぶようにするといいですね。
ただし、日焼け止め効果のあるメイクアイテムを選ぶ時に注意したい点が一つ。それは、なるべく肌への負担がかからないものを選ぶという点です。
日焼け止めクリームや紫外線カット効果のあるメイクアイテムの中には、ウォータープルーフ仕様であったり、しっかりとクレンジングで洗い流さないと落とせなかったりと、肌への負担が大きいものがあります。
そういったアイテムは汗や皮脂による崩れに強いので、日中の紫外線予防には確かに効果を発揮するでしょう。
しかし、もともと刺激に弱い「敏感肌」や、肌の水分量・油分量が少ない「乾燥肌」の場合には、落とすときのクレンジングが肌への負担になりがち。
クレンジングによって肌表面の油分を必要以上に洗い流してしまうと、肌本来がもっている「バリア機能」が損なわれてターンオーバーが乱れてしまいます。
そうすると、せっかく紫外線による日焼けを防いだとしても、今度は乾燥や肌荒れによるくすみが生じてしまった……なんてことにもなりかねません。
そのため、メイクアイテムを選ぶ時には紫外線カット効果だけではなく、肌への負担自体が少ないものを選ぶようにしましょう。
その他にも日々のケアとして、身体の内側からはビタミンCを積極的に摂取し、スキンケアにはビタミンC誘導体配合のアイテムを使用するのがオススメです。
■紫外線によるくすみから肌を守るミネラルファンデーション
紫外線は防ぎたいけれど、クレンジングの刺激による肌荒れやくすみが心配。そんな方には、石けんだけで落とせるミネラルファンデーションがおすすめです。
VINTORTE(ヴァントルテ)の「ミネラルシルクファンデーション」はSPF25 PA++のUVカット数値で日中の生活紫外線から肌をしっかり守り、蓄積日焼けによる「茶くすみ」を防止します。
配合成分は天然のミネラルとシルクのみ。余分な成分が入っておらずメイク中も肌に負担がかかりません。
もちろんメイク落としの際にはクレンジング不要、石けんのみでオフOK。くすみ原因の一つである乾燥を防いで肌のターンオーバー周期を整え、うるおいと透明感のある素肌を守ります。
◆くすみ3.糖化による「黄くすみ」
「糖化」とは、肌の内側にあるコラーゲンなどが黄色く変色することで、肌表面まで黄色くくすんで見えるようになる肌老化のこと。
原因は食事に含まれる「糖質」――糖質は甘いモノだけでなく、主食(ご飯やパン、麺類など)その他、ほとんどの食品に含まれています。糖質が体内のタンパク質と合わさると、タンパク質が劣化してAGEsという物質に変化。このAGEsこそが、肌老化の元凶なのです。
対策のポイントは「血糖値を出来るだけ上げない」こと。そのため、たとえば食事の際には、野菜を一番先に食べ、血糖値の上昇をゆるやかにし、高血糖状態の時間を短くするようにしましょう。
また当然ですが、糖質の多いジュースやお菓子を食べ過ぎないように、食生活に気をつけることも重要です。食事後には軽く身体を動かすだけでも、血糖値の上昇を緩やかにする効果はありますよ。
◆毎日の習慣を改善して
その他、くすみの原因には「メイクの洗い残し」など、日々の基本的な習慣が原因になっている事があります。まずはご自身のくすみタイプを見極めて、どの対策を重点的に行えば効果的にくすみが改善されるのか、チェックしてみては。
ただしどの対策であろうとも、1日2日で急激にくすみが取れる訳ではありません。長年蓄積されたくすみは「長期的な視野」で改善するように、対策を毎日の習慣に取り入れてお試しになってみてください。
多くの女性は、朝晩毎日、お顔のスキンケアを(程度の差こそあれ)欠かさずされています。また乾燥しやすい時期になると、慌ててお風呂あがりにボディクリームを塗るようになる方も。
しかし実は見落としがちなのが「ヒジ・ヒザ」のケア。特にヒジは自分からは見えにくいため、「他人から」どのように見えるのかを忘れがちになります。だからこそ、これらの部位の黒ずみに「年齢」がでやすく、またせっかく美しく着飾っていても、女性らしい魅力が半減してしまう恐れもあります。
◆乾燥と刺激が黒ずみに
ヒジ・ヒザの皮膚は顔に比べて毛穴や皮脂量が少なく、常に乾燥しやすい部位。さらに衣服との摩擦や頬杖・膝立ちなどの圧力、また(関節部分のため)日常的な伸縮の動きによる刺激などにより、皮膚組織にダメージが蓄積され、色素沈着を起こしてしまいます。
さらに皮膚組織が弱っているためにターンオーバー自体もうまく働かず、一度起こってしまった黒ずみはなかなか改善されないことに。
◆厚くなった角質を除去
黒ずみ予防には、まずは保湿。そして出来る限り刺激や摩擦を与えないように、生活習慣(クセ)から見直す必要があります。
ただしすでに黒ずみが見られる場合は、厚くなってしまった皮膚の上からどれだけ保湿をしても、効果はあまりありません。
そのためまずは「ピーリング(角質を溶かして除去)」または「スクラブ(角質を磨いて除去)」を行うことをオススメします。
■重曹スクラブマッサージ
重曹を使った簡単スクラブマッサージをご紹介します。
1.重曹(適量)にぬるま湯(もしくはスキンケア用オイル)を加え、ペースト状になるまでよく混ぜます。
2.ヒジ・ヒザに塗り、やり過ぎない程度に力加減をしつつ、円を描くようにマッサージします。
3.ぬるま湯で洗い流し、保湿をしっかりとしましょう。
■レモンパック
レモンの汁に含まれるクエン酸の「角質を溶かし、ターンオーバーを促進させる」作用を利用したパックです。
1.レモンを絞り、汁をとります。
2.汁をヒジ・ヒザに塗りながらマッサージし、10分程度置きます。
3.水で濡らしたコットンで拭き取ります。
4.保湿をしっかりとしましょう。
直接レモン汁を塗りにくい場合は、コットンに染み込ませてパックするのもオススメです。
※これらのマッサージやパックは角質除去を目的としているため、やり過ぎると逆にお肌への刺激となってしまいます。週2回程度に抑え、また少しでもかぶれや痛みなどの異変を感じた場合は、すぐに中止してください。
◆急がず改善策を
蓄積されたヒジ・ヒザの黒ずみは、なかなか簡単には消えてくれません。
そのため今以上に黒ずむリスクを避けつつ、スクラブやパック、保湿を行い、長期的に改善していきましょう。
最近、美容関係のトピックでよく取り扱われる「炭酸美容」。炭酸水で洗顔をしたり、スキンケア・頭皮ケアを行ったりと、専門のエステサロンだけでなくご自宅での炭酸アイテムの使用が増えています。
そのなかで、しつこいニキビに悩むニキビ肌の方が注目されているのが「炭酸パック」。この炭酸パックはニキビ予防だけでなく、出来てしまった「ニキビ跡」にも効果があると言われています。
ではなぜ炭酸パックがニキビ予防やニキビ跡に良いのか、その理由を見て行きましょう。
◆炭酸が美容に良い理由
炭酸(H2CO3)とは、水と二酸化炭素(=炭酸ガス)が化学反応を起こすことで発生する物質。ちなみに炭酸水とは「炭酸が溶けている水」のことを指します。
その炭酸を配合したパックを肌に塗布すると、分子構造の小さな炭酸が肌に浸透し、毛細血管にまで届きます。必然的に毛細血管内の二酸化炭素濃度が上昇するため、「酸素不足」を補うために血液から酸素をより取り込もうと、毛細血管が広がります。
毛細血管が広がることは「血行促進」につながります。すると血液とともに栄養分も肌細部にまで届くようになり、肌細胞の活動が活性化、ターンオーバー(新陳代謝、肌の生まれ変わり)が良好となるのです。
◆なぜニキビ跡に良いの?
さらに炭酸は、タンパク質に吸着する性質があります。タンパク質とは、古い角質や皮脂汚れなどが当てはまるため、それらが毛穴につまって炎症となる「ニキビ」を予防する効果もあるのです。
ではニキビ跡にはどのようにして効くのでしょうか。上述したように、炭酸の効果により肌の血行が促進され、結果的に新陳代謝がスムーズに行われるようになります。
すると炎症による色素沈着で出来てしまったニキビ跡ならば、肌奥からの新しい肌細胞がメラニン色素を押し出し、最終的にアカとなって剥がれ落ちるため、徐々にニキビ跡は薄くなっていくのです。
※ただし、炎症がきつく真皮層まで傷ついてしまい、クレーターやケロイド状になってしまったニキビ跡には、炭酸パックその他の炭酸ケアでは改善できません。
◆使用上の注意点
お肌の生まれ変わりに効果があり、使用すると「肌がモチモチ」になったり「毛穴レス」になれるとも謳われる炭酸パック。しかし購入する際は、溶解した炭酸の「濃度」を選ぶ基準のひとつにしてみてください。
またニキビの炎症がひどい場合は、炭酸の刺激により、炎症をひどくしてしまうケースがあります。既存ニキビがある場合は使用を避け、「ニキビ予防」と「色素沈着の改善」を目的に使用してくださいね。
ナチュラルなファッションやライフスタイルに注目が集まる昨今、お肌に直接乗せるメイクアイテムもまた、配合成分から見た目の質感までナチュラルさが求められる傾向にあります。
しかし軽い質感のファンデーションの場合、シミや毛穴が気になる方が使用すると「カバー力」に物足りなさを感じることも。厚塗り感なくアラを目立たなくし、さらにはお肌への優しさも両立させるのは、難しいことなのでしょうか。
◆カバー力が欲しいならプレストタイプを
これまでルースパウダータイプ(いわゆる粉状)のファンデーションのみを使用していたのなら、一度「プレスト」タイプのファンデーションをご使用になることをオススメします。
一般的に(ルース)パウダーファンデーションに比べてプレストファンデーションのほうが密着性があり、カバー力も優れているからです。
ちなみにプレストとは、英語の“ pressed”(押し固めた)の意味。そのため「プレストファンデーション」とは「ルースパウダーファンデーションを固めた形状のファンデーション」を指しています。
◆ファンデーションの塗り方
プレストファンデーションを塗る際は、ソフトな質感のスポンジ使用がオススメです。
1.(ファンデーション前に)濃い目のシミやクマにはコンシーラーを塗り、ファンデーションの厚塗りを避けます。
2.スポンジにプレストファンデーションを取り、手の甲で量を調節します。
3.頬、Tゾーン(額から鼻筋)、Uゾーン(アゴ)の順に、顔の内側から外側の方向へ塗ります。
※この順番に伸ばすことで、立体感を演出できます。
4.目のキワ、小鼻、口元の細かな部分は、スポンジを折ってなぞります。
5.最後に両手で顔を包み、肌になじませます。
◆VINTORTE ミネラルシルクプレストファンデーション
パウダーファンデーションと同じく、お肌への負担の少ない天然ミネラルと上質なシルクパウダーを使用したプレストファンデーション。
従来のプレストファンデーションにさらに改良を重ね、ゆらぎやすい敏感肌の方でも安心してご使用頂けるように、機能性とスキンケア効果をアップさせました。
女性がファンデーションに求める「カバー力の高さ」と「崩れにくさ」を、成分の配合バランスで実現し、低刺激なミネラルファンデーションでありながら、その仕上がりと持続性は理想的なレベルに。
◆毛穴レスなしっとり肌をキープ!
さらに独自の「トリプルケアコンプレックス処方」を開発。開きが目立つ毛穴には「AAPS(スーパービタミンC誘導体)」が働き、皮脂の過剰分泌を抑えて毛穴レスな肌へと導きます。
肌荒れ対策には整肌作用で実績のある「甘草エキス」「紫根エキス」を配合。メイクをしながら肌を落ち着かせることができるため、ファンデーションが苦手な敏感肌の方でもお試し頂けます。
夕方の乾燥には、美容保湿成分「セラミドEOP」「ヒアルロン酸Na」「ホホバ種子油」「スクワラン」が解決。下地なしでもしっかりフィットし、一日中しっとりとした質感をキープします。
シリコンや界面活性剤などは不使用のため、石けんで落とすことができるのも、お肌への優しさへとつながります。
◆素肌まで美しく
ファンデーションを塗っている日中に美しい肌なのは当然のこと、メイクオフした後の素肌のことまで考え抜いたアイテムを選ぶのが、様々なストレスにさらされている現代女性には必要なのではないでしょうか。
塗り固めるのではなく、自然な肌をより美しく魅せるための手段として、さらにパワーアップしたVINTORTE(ヴァントルテ)の「ミネラルシルクプレストファンデーション」をぜひお試しになってみてください。
「ミネラルシルクプレストファンデーション」の商品詳細はこちら
今さらながら、何のために使うのか聞くに聞けないメイクアイテムのひとつに「コントロールカラー(カラーコントロールベース)」があるのでは?
コントロールカラーは、その使い方を覚えれば、これまでのメイクよりも一段とあなたの顔を魅力的に演出してくれる便利なアイテムです。そこでコントロールカラーの使い方と色の選び方について、ご紹介します。
◆コントロールカラーの順番
コントロールカラーは、「カラーコントロールベース」とも呼び、「色味のあるメイク下地」と捉えることができます。そのためご使用の順番は、以下の2パターンがあります。
パターン1:スキンケア ⇒ (日焼け止め)⇒ メイク下地 もしくは 顔全体用コントロールカラー ⇒ファンデーション
パターン2:スキンケア ⇒ (日焼け止め)⇒ メイク下地 ⇒ 部分用コントロールカラー ⇒ファンデーション
◆何色を選べばいいの?
コントロールカラーの色味は何を基準にして選べば良いのでしょうか。それには、あなたのその日の「お肌悩み」を知る必要があります。
1.シミ、そばかす、目の下のクマ、色ムラが気になるのなら……イエロー、オレンジ
2.血色が悪く、顔色が悪いなら……ピンク(コーラル)
3.肌にくすみがあり、どんよりとしているなら……パープル(ラベンダー)、ブルー
4.赤みが気になるなら……グリーン(赤みが軽度の場合はイエロー)
※ただし、「パープル」「ブルー」「グリーン」の寒色系の場合、顔全体に厚く塗りすぎると、不自然に顔色が悪くなることがあります。そのため、「気になる部分のみに塗る」か、「顔全体には薄く塗り、気になる部分のみ重ねる」など、塗り方にご注意ください。
もしも肌悩みがご自身でもハッキリしないのならば、多くの日本人女性の肌になじみやすく、色ムラをカバーして健康的に見せる「イエロー系」をまずはご使用になってみては。
◆簡単上級テクニック
肌悩みを瞬時に解消してくれるコントロールカラー――でも悩みは日によって違う……、ということはありませんか?
そのため出来れば1色のみではなく、何色かご用意しておくと、毎日ワンランク上のキレイな顔色で過ごすことができますよ。
さらに、顔色に合わせて2色を混ぜて塗ったり、顔のパーツ別に異なる色を塗るなど、上級テクニックを駆使することもオススメです。その日のトラブルを的確にカバーすることで、気持ちまでアップできますね。
◆VINTORTE ミネラルシルクメイクアップベース
VINTORTEのメイク下地「ミネラルシルクメイクアップベース」は、ほんのりピンクベージュ色。顔色のくすみや毛穴の影が気になるお肌にひと塗りすると、瞬時に内側からナチュラルに輝く美肌へと導きます。
一日中メイク崩れを抑え、キメの整った肌へと魅せるメイクアップベース――しっとりツヤのある美色スキンが、あなたの表情をより輝かせます。
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夏に「冷え性」と聞くと、あまりピンと来ない方もいるかもしれません。しかし実は、夏には夏の冷え性――「内臓型冷え性」というものを、男女を問わず抱えている方は少なくありません。
内臓型冷え性は、一般的な「四肢が冷たい冷え性」とは異なり、自覚症状がない分、対策を取るのが遅れることもあります。
しかし夏の時期の「倦怠感」や、胃痛、下痢や便秘などの「胃腸の不調」などが続く場合は、「内臓型冷え性」の可能性が大いにあるのです。
◆お腹ひんやりは内臓型冷え性
手足は暖かいのに、お腹がひんやりとしているのなら、身体の内側が冷えている「内臓型冷え性」です。
夏は気温が暑い分、過剰に冷たい飲食物を摂り、室内ではクーラーで急激に身体の表面を冷やしてしまいます。
すると、暑さにより(熱を外に逃すために)拡張していた血管はそのままの状態のため、身体の熱がどんどんと逃げてしまい、身体の内側から冷えてしまうことになるのです。
さらに女性の場合は「脂肪」が男性よりも多くついています。この脂肪は一度冷えると温まりにくく、冷えきった後で「上着を着る」など冷気から肌をカバーしても、身体自体の冷えは解消されません。
身体が冷えていると自律神経のバランスが乱れてしまうため、全体の不調にも繋がってしまいます。
◆夏の冷え解消方法
夏でもカーディガンやスカーフ、ストールを常備している女性はいらっしゃいますが、これは正解です。
身体の中で「首」「足首」「手首」という、名称に「首」のつく箇所は身体を温めるのに最適なパーツ。ですから出来る限り、夏でもそれらを冷やさないようにしてください。
また、寝起きや日中の時間の合間には、手首や足首をぶらぶらと振るのも効果的。
また胃腸の具合が悪い場合や生理痛がきつい時などは、腰や下腹にカイロを貼り、血行促進を心がけましょう。
◆「冷やす食べ物」と「温める食べ物」
夏はどうしても冷たいモノを摂取しがちですが、これは内臓の冷えを促進させてしまいます。
どうしても温かい飲み物が辛い場合は、「常温」にして取り入れましょう。また、たとえばコーヒーは身体を冷やす飲み物のため、飲む際は身体を温める作用がある「シナモン」を一緒に摂るなど、「冷やす食べ物」と「温める食べ物」をうまく組み合わせて、冷やすリスクを下げるようにするのもオススメです。
【身体を温める食べ物例】
1:ニンジン
2:かぼちゃ
3:ネギ
4.ショウガ
5:とうがらし
6:イモ類
7:ごぼう
【身体を冷やす食べ物例】
1:きゅうり
2:トマト
3:レタス
4:なす
5:おくら
6:ほうれん草
7:冬瓜
◆夏でも湯船でポカポカに
身体の冷えは、ニキビ・肌荒れなど美容面の他に、内臓疾患なども引き起こすため、あまり軽く考えるのは危険です。
お風呂に入る際は、夏でもシャワーだけでなく湯船に浸かるようにし、身体の芯までしっかりと温まるようにしてください。
朝、寝起きに鏡をみて、「顔のむくみ(浮腫)」に驚いたことはありませんか? まぶたが腫れていれば人相も変わるため、「今日はあまり人前に出たくない……」と落ち込んでしまうことも。
そこで「もしものレスキュー法」として、朝のメイク前、スキンケアと一緒に出来る簡単な「顔のむくみ取りマッサージ」をご紹介します。
◆リンパを意識したマッサージ方法
顔から首、デコルテにかけて、マッサージを行います。なぜなら顔の側面には「耳下腺リンパ節」が、首の側面には「頸部リンパ節」が、デコルテ部分には「鎖骨下リンパ節」があるからです。
リンパ液の流れが滞ると、むくみの原因である余分な水分や老廃物までも流れないため、いつまでも体内(顔がむくんでいるのなら、顔に)に留まってしまいます。
※鎖骨が通常に比べてくぼんでいない場合、リンパが滞っていると考えられます。
あまり強く力をかけずにゆっくりと、リンパ液を上記3つのリンパ節へと流すイメージをしつつ、以下のマッサージをしましょう。
1.鎖骨の下にあるリンパを流すため、鎖骨中央(顎下側)から肩口に向かってさすります。
2.顎先から耳の下へと上がってさすります。
3.小鼻の横から耳の前へとさすります。
4.目頭の下から耳の前へとさすります。
5.耳の前から耳の下、首の側面を通って鎖骨の下までさすります。
◆頻繁にむくみやすいのなら
顔に限らず、むくみやすいと感じる場合、いくつかの原因が考えられます。代表的な原因例を以下に挙げます。
1.運動不足
2.塩分の過剰摂取
3.アルコールの過剰摂取
4.生理前など、ホルモンバランスの影響
4以外の原因に心当たりがあるのなら、自主的に生活習慣を改め、むくみ改善を図ることをオススメします。
ただし、ある時期から心当たりがなくむくみやすくなっているのなら、何らかの病気が原因の可能性もあります。気になる方は医師にご相談下さい。
◆アロマオイルを活用してみても
体質的にむくみやすいと感じるのなら、アロマオイルや精油を使って、体質改善を目指すのもオススメです。
たとえば「グレープフルーツ」の香りは、血行を促進させ、余分な水分や老廃物の代謝を良くします。
毎朝、洗面器やコップに張ったお湯の中にオイルを入れて、その蒸気を吸い込みましょう。ストレスも軽減され、リフレッシュした気持ちで一日を始めることができますよ。
美容感度の高い女性なら、季節にあわせて新しいメイクにチャレンジしたくなるもの。しかし毎日「頑張りすぎメイク」だと、結局続かなくて……という方も多いよう。
そこでこの夏にオススメの「大人のカラーメイク術」を、オン・オフ仕様でご紹介します。今の気分にぴったりなカラー使いで、大人の存在感をアピールしてみては?
◆差し色をさり気なく効かせて
アイメイクはブラウン系ばっかり――そんな大人の女性も、夏は「差し色」で遊んでみて。
これまで寒色系(ブルー系)を避けてきたのなら、この夏こそトライ! ただしラメ感が強いブルーを、がっつりとまぶたに入れてしまっては、古っぽい印象になってしまいます。
今年のアイメイクはあくまでさり気なく、「目尻のみ」や「下ラインのみ」に色を効かせて、瞬きをしたり伏せ目になった時に、清涼感のあるカラーが目元をクリアに魅せるようにしましょう。
もしももっと遊びを効かせたいのなら、カラーマスカラもオススメです。ただしこちらも、あまりに明るい色を使ってしまうと幼くなってしまうため、深みのあるダークブルーやダークパープルを使用し、「一見ブラックのようでいて、目元が一段と引き立つ」ように計算しましょう。
カラーマスカラにチャレンジしにくい場合は、ブラックのマスカラの上から「目尻だけ」や「下まつ毛だけ」というように、部分的に乗せるのがオススメです。
また、オレンジ系のアイカラーもアクティブな印象で注目されています。この場合も寒色系と同じく、部分的に取り入れてみても、オシャレな雰囲気に仕上がりますよ。
◆チークは横長に軽く入れて
チークはベージュ系もしくはオレンジ系を使い、夏の肌にとけ込むように入れてみて。
ブラシにチークをムラなく含ませ、余分な粉を落とします。そして「横長の楕円形」になるように、頬にさっと入れると、大人っぽくもヘルシーな顔色に。
※チークを「丸く」入れてしまうと幼い印象になるため、気をつけましょう。
●ミネラルシルクチークカラー
肌にやさしく溶け込み、ピュアで透明感のある発色。いきいきとした頬を演出するチークカラー。
●熊野筆チークブラシ
素材にこだわり、究極の使い心地を求めて、熊野筆を採用しました。優しい肌あたりが自然な仕上りに。
厳選された毛質と穂先形状が完成度の高いメイクを導いてくれます。
◆リップはツヤ感を演出
リップはグロスのツヤを活かしてふっくらと見せましょう。輪郭は少し大きめに取り、小顔効果も狙って。
カラーはチークと同じくオレンジ系で、夏らしいヘルシーな魅力をアピールしてみては?
◆オフの日のアイメイク
オフの日はフルメイクをしたくない――そのような時は、「アイシャドウ」も「アイライン」のせず、マスカラのみで目元を引き締めて。
ただしここでもカラーマスカラを使用することで、手抜きには見せないようにするのがポイントです。
また大人メイクの場合、マスカラは太さよりも「長さ」を意識し、スッと軽く引き抜く感じで塗りましょう。
さらに重要なのは「眉(アイブロウ)」。オフメイクであっても、眉には太さを出して強調することで、顔をきゅっと引き締める効果があります。
◆オフの日チークは
ノーチークでは顔色が悪い場合は、オフの日でも軽くチークを乗せましょう。
クリームチークを使えば、肌奥からの自然な血色感が出るため、オフの日でも派手に見えず、ナチュラルな華やぎを残せます。
◆オフの日リップは逆に目立たせて
チークを入れない、もしくはほんの少しだけにした場合、反対にリップは派手目に目立たせることで、肌の色をキレイに演出。
オンの日と同じくオーバー気味に塗り、グロスでツヤを出すことで、マスカラのみの目元も大きく見えます。
これまで使ったことのないカラーパレットは、夏こそ使用するベストなタイミングです! 大人だからと定番色だけに留まらず、ワンランク上のカラー使いを楽しんでみて下さいね。
10代の時からニキビに悩まされている方もいれば、大人になってから突然ニキビができるようになってしまった方まで、年齢を問わず繰り返しでき、ストレスを与えるニキビトラブル。
そんなニキビ肌の方は、本来メイクは避けるべきと言われています。しかしニキビやニキビ跡、赤みが気になるからこそ、メイクでカバーして自信を持ちたいもの――そこで、ニキビ肌でも使用できるミネラルファンデーションのメリットについてご説明します。
◆ニキビができる仕組み
大人になってからのニキビ、いわゆる「大人ニキビ」の根本原因は様々(肌の乾燥、生活習慣、ストレス、ホルモンバランスの崩れなど)で、特定するのは難しいのが現状です。
ただし、ニキビが発生する仕組みとしては、以下の流れがあります。
1.何らかの影響により、肌表面の「角層(角質層)」が厚くなり、毛穴の出口が塞がれる。
2.毛穴の奥で分泌される「皮脂」が、(出口が塞がっているために)毛穴に溜まる。
3.溜まった皮脂をエサにして、アクネ菌が毛穴の中で繁殖する。
4.アクネ菌の繁殖により、毛穴の奥から炎症が起き、周囲まで赤く腫れ上がる。
5.アクネ菌をやっつけようと、白血球が毛穴に集まり、大きく盛り上がる。
※「膿(うみ)」とは「白血球の死骸」や「破壊された組織」などが混ざったもの。
このように、ニキビの始まりは「毛穴が詰まる」こと。ですから、コスメアイテムを塗ることで、その成分が毛穴に詰まってしまっては、せっかくキレイになろうとしていても悪循環を招くだけなのです。
◆ミネラルファンデーションはメイク下地不要
ではなぜミネラルファンデーションがニキビ肌にオススメなのでしょうか。
まず、多くのミネラルファンデーションは「下地不要」で塗ることができます。
毛穴を目立たせなくするタイプのメイク下地の場合、多くの製品はシリコンを使用しています。シリコンは毛穴の凸凹を埋め、サラリとした質感にしてくれる成分です。
しかし毛穴の凸凹を埋めるということは、「毛穴に詰まりやすい」とも言えます。
そのため、ニキビができやすい肌質の場合は、できるだけ「毛穴を埋めない」ように、(特別な日以外は)下地を使用しないことをオススメします。
◆ミネラルファンデーションはクレンジング不要
次にミネラルファンデーションのメリットとして、「クレンジング不要」な点が挙げられます。
よく「ニキビ=皮脂が多い=オイリースキン」と思われる方がいますが、これは間違い。大人ニキビの場合は、肌の水分量低下による「乾燥」の防御策として、「皮脂が過剰分泌」しているケースが多いのです。
クレンジング剤は「油分」であるメイク成分を落とすためのものですから、洗浄力が強いほどに、必要な肌の皮脂まで落としてしまい、さらなる「乾燥と皮脂の過剰分泌」を促進させてしまうのです。
そのため、できる限りクレンジング剤は使わず、洗顔料のみで優しく汚れを落とす程度にするのが、ニキビ肌にはオススメです。
◆ミネラルファンデーションでニキビ知らずの肌に
ニキビが出来やすいからといって、メイクが楽しめないのはもったいないですよね。
ですから「ニキビをカバーしつつ、ニキビになりにくい」ミネラルファンデーションを上手に利用して、お肌に負担をない美肌づくりにチャレンジしてみては。
■ミネラルシルクファンデーション
ミネラルコスメブランドVINTORTE(ヴァントルテ)の「ミネラルシルクファンデーション」は、水分も油分も含まない高純度のミネラルを配合し、防腐剤・タルク・オイル・界面活性剤など肌に負担のかかる成分を排除しました。『つけたまま眠れる』『石鹸でも落ちる』ほど、肌にやさしいミネラルファンデーションです。
■ミネラルUVファンデーション
UVカット・ベースメイク・保湿ケアがこれひとつで完了するミネラルUVファンデーション。シミ・ソバカスをカバーしながら、透明感のあるツヤ肌へと導きます。
気温が上がってくると悩む方が増える症状に「あせも(汗疹)」があります。
あせもにほとんどならない大人の方は、「あせも=子供の皮膚疾患」と思われている場合もあるようですが、実際は年齢に関わらず、煩わされている方が多数いらっしゃいます。そこで、あせもの原因と対策方法について、以下にご説明します。
※ここでは、日本国内で一般的に「あせも」を指す「紅色汗疹(こうしょくかんしん)」についてのみ触れます。
◆原因1:多量の汗
「あせも」と聞いて一番思いつきやすい原因に、「汗」が挙がります。この汗は、当然ながら高い気温や運動時に多く分泌されます。ただし、病気の症状のひとつとして「多量の汗が出る」場合もあり、注意が必要です。
体温調節時に出る汗は、皮膚の真皮にある「エクリン腺」という汗腺で造られる体液です。その汗が一時に多量に分泌されると、汗腺から肌表面へとつながる「汗の通り道」である「汗管(かんかん)」が詰まってしまいます。
外に出るための通り道が詰まれば、排出されない汗が汗管内でどんどんと溜まってしまいます。すると、肌の内部で、溜まった汗の成分が周りの組織に染みでて、炎症を起こし、赤くかゆみのあるブツブツとなります。これが「汗疹」と書く、あせもの正体です。
◆原因2:蒸れ(ムレ)
あせもが出来やすい場所――「肘・膝の内側(曲げた時に密着する箇所)」、「下着が密着する部分」、「頭皮」、また通気性の悪い衣類を着用することで「背中」などは、「体温+汗」がこもり、いわゆる「高温多湿」になりやすい部分でもあります。
そのため原因1と同じく、汗管が詰まってしまい、肌内部の組織に汗が染みでて炎症を起こしてしまうのです。
◆原因3:免疫力の低下
肌には本来、外部刺激への「バリア機能」が備わっています。しかし紫外線や摩擦、ストレス、睡眠不足、栄養の偏りなど、様々な要因により、肌の免疫力が落ちている可能性があります。
その場合、特別に多く汗をかいていなくても、肌が過敏に反応して炎症を起こしてしまうのです。
◆あせも対策
原因1,2に対する対策は、「汗をよく拭く」「よく洗い流す」「すぐに着替える」ことが有効です。基本的ではありますが、汗管を詰まらせないために、余分な汗を肌表面に残さないように注意する事が重要だからです。
なお、汗を拭く際は、出来れば「濡れタオル」で、こするのではなく「押さえる」ようにふき取りましょう。
原因3の場合は、原因が特定できないため、生活習慣から見直して頂く必要があります。
また、元々アトピー性皮膚炎などの体質により、肌の免疫力やバリア機能が弱い方は、症状が悪化する前に受診されることをオススメします。
さらに、汗を取り除こうとしすぎて「肌の乾燥」を招いているケースもあります。乾燥は細胞同士の間にスキマを作り、細胞自体ももろくなりがち。そのため少しの刺激で「炎症」や「かゆみ」が引き起こされる悪循環を生みます。夏でも全身「保湿ケア」を、しっかりと行うようにしましょう。
◆掻くのはご法度
あせもを掻きむしると、肌にいる「黄色ブドウ球菌(おうしょくぶどうきゅうきん)」が増えてしまいます。その「黄色ブドウ球菌」がついた手(爪)で別の部位を掻くと、どんどんと炎症が広がり、「トビヒ」になります。
※黄色ブドウ球菌:健常な肌の場合は、真菌などにより「黄色ブドウ球菌」は繁殖せず、ほぼ存在しません。しかしアトピー性皮膚炎など、免疫力の弱い肌の場合は、(外見上炎症がない時でも)存在しています。
あせもに限らず、かゆみ・炎症部分は掻かず触らず、清潔にすることが肝心です。しばらくしても治らない場合は、「たかがあせも」と侮らずに、悪化し完治しにくくなる前に受診してくださいね。
どれだけ気をつけていても、浴びてしまうのが紫外線。日焼け止めクリームや日傘、サングラスなどで「完璧」にカバーするのは、日常生活を送る上では至難の業です。
そこで紫外線が多いシーズンにこそ、積極的に摂取してもらいたい栄養素と食材についてご紹介します。
◆抗酸化物質をピックアップ!
紫外線をなぜ避けたいかといえば、「酸化」による細胞の老化を防ぎたいから。また、メラニン色素が増え、シミになることも避けたいものです。
そのため、酸化を抑制し、メラニン色素の増殖を軽減できる栄養素を体内に取り入れる必要があります。
①カロテノイド
動植物の赤や黄色、オレンジといった、暖色系の鮮やか色を作り出す油溶性の色素を「カロテノイド」と呼びます。
カロテノイドは約600種類あると言われていますが、全ては高い抗酸化作用が認められています。中でもトマトの赤み成分として有名な「リコピン」は、ずば抜けて抗酸化力が高く、たとえば「美容ビタミン」と呼ばれるビタミンEの100倍とも。
また、リコピン以外の代表的なカロテノイドには、「βカロテン(ビタミンA)」「アスタキサンチン」「カプサイシン」などがあり、これらも抗酸化力が(リコピンに比べると低いものの)高い物質として有名です。
【カロテノイドを含む食材例】
1.リコピン…トマト、スイカ、柿
2.βカロテン…ニンジン、ほうれん草、かぼちゃ
3.アスタキサンチン…サケ、マス、甘エビ
4.カプサイシン…唐辛子
※各食材は、カロテノイド以外にも多くの栄養素を含んでおり、総合的に身体に良いものばかりです。
②ポリフェノール
抗酸化作用の高い、特に女性にうれしい物質として名高い「ポリフェノール」。そのため「ポリフェノール」と聞くと、1つの特定の物質の名称のように思われている方も多くいらっしゃいます。
しかしポリフェノールには、自然界に5000種類以上存在し、たとえば「フラボノイド」(フラボノイドの中にも「カテキン」や「タンニン」、「イソフラボン」などがあります)や「クロロゲン酸」「アントシアニン」「クルクミン」なども、ポリフェノールの一種なのです。
【ポリフェノールを含む食材例】
1.アントシアニン…赤ワイン、ブルーベリー
2.カテキン…日本茶、赤ワイン、コーヒー、ココア
3.イソフラボン…大豆、大豆製品
4.クルクミン…ウコン(ターメリック)
5.タンニン…日本茶、中国茶、紅茶、ワイン
6.クロロゲン酸…コーヒー
◆その他の抗酸化作用のある食材
ブロッコリーには「スルフォラファン」というフィトケミカルの一種が含まれ、抗酸化作用などの効果があります。
また「ビタミンE」を豊富に含んだアーモンドやかぼちゃ(かぼちゃはβカロテンも豊富ですね)、アボカドなども、抗酸化作用が期待できる食材例としてよく挙げられます。
◆紫外線以外にも原因が
身体の酸化は「紫外線」だけでなく、ストレスや喫煙、過度の飲酒など、生活習慣によっても引き起こされます。
また、盲点なのが「食品添加物」――(飲酒と同じく)解毒作用のある「肝臓」の働きに大きな負荷をかけてしまうため、活性酸素が大量に発生してしまうことに。
外食はできる限り避けて、抗酸化作用のある食材を使って、美味しくヘルシーな毎日を送るように、心掛けてくださいね。