お肌年齢の決め手、「水分量」を元から高めて肌質改善を!
2016/6/206516
肌、特にお顔の肌は常に他人の目にさらされるため、毎日コンディションが気になりますよね。
もしも以前にはそれほど乾燥しなかったのに、徐々にキメが粗くなり、お化粧ノリが悪くなっていると感じているなら、肌の「内側」の水分量が減っているのかもしれません。
また皮脂が多く出やすい方も、(乾燥肌の方と同じく)内部の水分量が少ない可能性があります。
水分量はお肌年齢を決める重要な要素のひとつ。もしも今の肌状態に不満があるのなら、「水分量アップ」が望める改善ケアをしてみませんか。
◆化粧水頼みでは保湿できない
「化粧水を毎日たっぷり付けているのに……」という乾燥肌の方は多くいらっしゃいます。しかしいくら外から水分を付けても、全てが肌の奥まで入り込み、長時間、肌細胞の中に留まることはありません。
お肌の水分量を上げて、常に保湿された状態にするには、外部からの水分ではなく、肌自体の「水分保持力」がキーワードになるのです。
そして水分保持力に優れている成分として、肌内部の「角(質)層」に存在しているのが「セラミド」です。
セラミドは水分を「挟み込む」タイプの保湿成分。湿度が低くても肌内部の水分を蒸発させない働きがあります。
※同じく保湿力のあるヒアルロン酸やコラーゲンは水分を「抱え込む」ため、セラミドと比較するとわずかに保持力は劣ります。
しかし残念ながらセラミドは、加齢により年々減少してしまう成分です。またアトピー肌の方は、元々セラミドを作り出す働きが弱いと言われています。
角層のセラミドが少ないと乾燥し、細胞間にスキマができるため、「シワ」などの老化のほかにも、外部刺激に対する「バリア機能の低下」まで引き起こされるのです。
◆配合されているセラミドの種類
では水分保持力に優れた成分を確実に増やし、お肌を内側から潤すにはどうすれば良いのでしょうか。
まずは外から補給するために、セラミドをはじめ、コラーゲン、ヒアルロン酸配合のスキンケアアイテムを使用しましょう。
注意点としては、セラミド配合製品の場合、「セラミド1(セラミドEOS)」「セラミド2(セラミドNS)」「セラミド3(セラミドNP)」のうち、どれかが配合されているモノを選ぶようにしてください。
◆食事からも潤いを
身体の中にセラミドを取り入れましょう。セラミドを多く含む食材例を以下に挙げます。
・こんにゃく(芋)
・ごぼう
・わかめ
・ひじき
・米
・小麦
・大豆
・牛乳
特にこんにゃくはセラミドを多く含んでいる食材として有名です。
さらには「抗酸化成分」を摂取することで、セラミドを自力で作り出す力を低下させないようにしましょう。抗酸化成分を多く含む、代表的なビタミンと食材例を以下に挙げます。
・ビタミンA(βカロテン)…ピーマン、ニンジン、かぼちゃなどの緑黄色野菜
・ビタミンC…じゃがいも、ブロッコリー、柑橘類、いちご
・ビタミンE…ナッツ類、アボカド
◆意外なスキンケア方法
夏場になると、シャワーだけで済ましてしまう方が増えます。しかしその行為が手足や顔の冷えを増長し、お肌のみならず体全体の免疫力まで低下させている可能性があります。
体温を平熱よりも1.5度程度上げると、体内に「ヒートショックプロテイン(HSP)」というタンパク質が作られます。このタンパク質は細胞を活性化させ、(肌に関して言えば)コラーゲンの生成を促進させると言われています。
そのためできるだけ週に2、3度は、「41度前後」のお湯に「20分」程度つかり、「(平熱から)1.5度」体温を上げるようにしましょう。※体調が悪い時は避けて下さい。
【オススメアイテム】
●保湿美容液「Le:COOC(ルクーク)PGCモイストスキンセラム」の商品詳細はこちら
※2017年4月30日(日)販売終了