洗顔後の毛穴に白い詰まり!白毛穴の原因と正しいお手入れ方法
2024/8/7599918
洗顔後の小鼻やTゾーンの毛穴に白いポツポツした詰まりが!? しっかり洗顔したのにどうして? と、気になった経験がある方も多いのではないでしょうか。
つい指で押し出したり、頻繁に毛穴パックを使ったりしがちですが、これらの毛穴ケアがさらなる白いポツポツや毛穴の開きを招いている原因かもしれません!
そんな毛穴悩みを解決するために、毛穴の白いポツポツの正体と、正しいお手入れ方法についてご紹介いたします!
Contents
白い毛穴の正体は?
洗顔やクレンジングの後に毛穴に見られる白いポツポツの正体、それは「角栓」です。
角栓とは、肌の古い「角質」と、毛穴奥の皮脂腺から分泌される「皮脂」とが混ざり合って固まったもの。人によっても比率は異なりますが、角栓の約70%は角質、残りの約30%は皮脂でできています。
角質とは、肌のターンオーバー(肌の新陳代謝)により、剥がれ落ちる古い角質細胞のことです。肌の一部である毛穴も同じくターンオーバーを繰り返しているため、常に古い角質が生じています。
皮脂についても、肌のバリア機能を保つため、常に皮脂腺から分泌されています。
つまり、正常な肌であれば角栓ができることはごく自然なことであり、角栓自体が悪いというわけではありません。
特に洗顔後の肌で毛穴が白く目立つ原因は、この角栓が水分を含み膨張しているからであり、一時的に白く目立って見えているだけなのです。
毛穴の白い角栓が招く肌トラブル
通常は、毛穴の角栓は皮脂の分泌や産毛の発育などとともに自然に押し出されていくため、目立つほど大きくなることはありません。
しかし、この角栓が何らかの原因で自然に排出されず、毛穴に詰まってしまうと、角栓により毛穴が押し広げられて目立つようになったり、ニキビの原因になったりと、肌トラブルに繋がります。
そうならないためにも、角栓が詰まる原因を知り、正しいお手入れ方法を行うことが大切です。
毛穴に角栓が詰まる原因
通常は自然に押し出されていくはずの角栓が、毛穴に詰まってしまうのはなぜでしょうか? その原因には、肌の乾燥や炎症が大きく関係しています。
肌が乾燥している状態というのは、肌の油分(皮脂)や水分が少なくバリア機能が低下している状態です。バリア機能が低下すると、肌表面はカサカサした状態になり角質が剥がれやすくなります。
また、何らかの刺激で肌が炎症を起こしている場合には、炎症を治そうとターンオーバーが早まるため、通常よりも早いペースで角質が剥がれ落ちてしまいます。
前述の通り角栓の70%は角質であるため、古い角質の量が増えると自ずと角栓も大きくなってしまい、毛穴詰まりが起きやすくなってしまうのです。
角栓詰まりを防ぐ正しいお手入れ方法
毛穴の白い角栓詰まりを防ぐには、何よりも日々の正しいお手入れが重要です。
必要以上に角質が剥がれてしまわないように、炎症の原因となるような肌への刺激はNG!
ピーリングや角栓を剥がすためのパックなどは、一時的に角栓を取り除くことはできますが、肌への刺激が強く炎症の原因になることもあるため、毛穴詰まりのケアとしてはあまりおすすめできません。
無理やり角栓を取り除くと肌のターンオーバーが早まるため、結果として角質の剥がれが進み、角栓がどんどんと大きくなってしまいます。その結果、より角栓が詰まりやすくなり、毛穴も白く目立つようになってしまうので要注意!
そこで、正しい毛穴のお手入れとしておすすめなのは、第1に、余分な皮脂や角質のみを日々の洗顔で丁寧に取り除くこと。
そして第2に、スキンケアで肌が乾燥しないように、肌質に合った適切な保湿を行うことです。
正しい洗顔方法
まず、毛穴の白い角栓詰まりを防ぐ、正しい洗顔方法をご紹介します。
(1)ホットタオルを顔全体にあてて、毛穴を開かせます。
※入浴の際には、蒸気で温めてもOK。
(2)ぬるま湯で顔を予洗いし、肌と角栓をやわらかくします。
(3)洗顔せっけんや洗顔料を泡立てて、弾力のあるたっぷりの泡を作ります。
※泡立てネットを使うのがおすすめ。
(4)(3)の泡を顔にのせて、やさしく洗います。
※手と顔が直接触れないように、肌の上で泡を転がすようなイメージで洗いましょう。
(5)ぬるま湯で泡をやさしく洗い流します。
(6)清潔なタオルで、顔をやさしく押さえるように水分を取ります。
(4)~(6)の手順においては、白い角栓を取り除こうと肌をゴシゴシこするのは絶対にNG! 肌に必要以上の刺激を与えず、やさしく洗い上げることが何よりも重要です。
【角栓が詰まった時の特別ケア】
まずは、日々の正しい洗顔で角栓詰まりを防ぐことが大切です。しかし、それでも詰まってしまった毛穴に対しては、酵素洗顔などの肌への刺激が少ないケア方法がおすすめ。
酵素には角質(タンパク質)を分解する働きがあるため、毛穴の角栓詰まりを取り除く効果が期待できます。
ただし、酵素洗顔を取り入れる際には、洗い過ぎに注意!
角栓だけではなく肌自体もタンパク質でできているため、酵素洗顔で洗い過ぎると、肌のバリア機能まで破壊してしまうことになります。
そのため、酵素洗顔は毛穴詰まりによる肌のザラつきがどうしても気になる時にだけ、特別なケアとして取り入れると良いでしょう。
正しいスキンケア方法
正しい洗顔方法で洗ったら、次は正しいスキンケア方法で肌の手入れを行いましょう。
スキンケアにおけるポイントは、肌質に合った適切な「保水と保湿」を行うことです。
角栓の約30%は皮脂でできているため、スキンケアにおいて過剰に油分を肌へ与えてしまうことは、逆に角栓が毛穴に詰まってしまう原因になるため注意が必要です。
そのため、スキンケアにおいてはそれぞれの肌質に合わせて、使用するアイテムや使用量を調整することが大切。
水分と油分の両方が不足している乾燥肌の場合には、化粧水でたっぷりと水分を補給した後、保湿クリームでしっかりと油分の補給を行いましょう。
逆に油分が多い脂性肌の場合には、化粧水の後にはクリームではなく、油分が少なめな乳液などがおすすめです。
正しいお手入れで白い毛穴の角栓詰まりにさよなら!
正常なお肌であれば、角栓はあって当たり前。
洗顔後の毛穴の白い角栓が気になるからといって、無理やり取り除こうとするのは絶対にNGです!
洗顔やスキンケアでは、劇的に白い毛穴詰まりが改善されることはないかもしれません。ただ、日々の正しいケアを続けることで、余分な角栓が取り除かれていき、毛穴も目立ちにくくなってきます。
結果を急がず、日々のお手入れを積み重ねて毛穴の白い角栓詰まりを防ぎ、キメの整った美しい肌を手に入れましょう!
ボタニカルモイストウォッシュ(フォームタイプ)
潤い守って毛穴汚れはすっきりな洗顔フォーム「ボタニカルモイストウォッシュ」。
もっちりとした濃密泡がモコモコのクッションになり、毛穴に詰まった皮脂や汚れを落としながら、潤いは守って肌に摩擦を与えずに洗い上げる洗顔料。
植物由来の洗浄成分と保湿効果が期待できる京都産カイコまゆエキス配合で、肌に必要な水分・油分は残します。
さらに、保湿成分の5種のヒト型セラミドと3種の植物幹細胞エキスが、乾燥しやすい肌に潤いを与えてバリア機能を整えます。
※石油系界面活性剤、紫外線吸収剤、タルク、シリコン、鉱物油、パラベン、合成香料、合成着色料、エタノール不使用
ボタニカルモイストクレンジングミルク(ミルクタイプ)
メイクや毛穴汚れを、やさしく落とすミルククレンジング「ボタニカルモイストクレンジングミルク」。
保湿成分4種のヒト型セラミドや3種の植物幹細胞エキス配合で、メイクや毛穴汚れはすっきり落としつつ、ゆらぎやすい肌に潤いとハリを与えるクレンジングミルク。
植物由来の洗浄成分と京都産カイコまゆエキスが、毛穴に詰まった皮脂やメイク汚れを優しくオフ。肌に必要な水分・油分は残して、美容成分が肌のバリア機能を整えます。パッチテスト、スティンギングテスト済。
※石油系界面活性剤、紫外線吸収剤、タルク、シリコン、鉱物油、パラベン、合成香料、合成着色料、エタノール不使用
【合わせて読みたい】
『正しい洗顔のやり方とは?肌タイプ別の洗顔料の選び方もチェック』
『クレンジングの正しいやり方とは?基本から解説!』
『化粧水の効果・役割って何?正しい使い方や選び方を解説』
『肌のくすみの種類と原因を解説!タイプ別対策も』
『毛穴を引き締めるには?毛穴が開く原因を把握して適切な対応を』