酢キャベツダイエットできれいに痩せる!酢キャベツの作り方・食べ方・美健効果まとめ
2018/10/30508647
炭水化物抜きダイエットや特定の食材だけを食べる〇〇ダイエットなど、ダイエットに関する情報には流行があり、その都度いろいろと試しては効果をあまり感じられなかった……、というのはよくあること。
ですが最近話題の「酢キャベツダイエット」なら、空腹を我慢することなく簡単なうえに、体のなかから健康的に余分な脂肪が取れてすっきりすると、老若男女問わず大注目を浴びています!
そこでここでは、話題の酢キャベツダイエットの効果と方法、酢キャベツの作り方についてご紹介します。
※ドイツ料理のキャベツを使った料理「ザワークラウト」にも似ていますが、ザワークラウトは乳酸菌を発酵させて作るため、酢キャベツとは異なります。
Contents
◆酢キャベツダイエットってなに?
酢キャベツダイエットとは、名前の通り、酢につけたキャベツを食べるダイエット方法。
ですがこれまでによくある「置き換えダイエット」とは違い(例えば夜は酢キャベツだけ、というのではなく)、通常の食事に酢キャベツをプラスする、という簡単で無理のない、ストレスレスなダイエット方法です。
ではどうして酢キャベツを食べるだけで、簡単にダイエット効果を得られるのでしょうか?
◆ダイエット効果の理由
キャベツには、食物繊維がたっぷりと含まれています。
「食物繊維は便秘解消に良い」というイメージがありますが、それは食物繊維が腸内環境を整える作用があるからです。
また食物繊維は腸の壁の粘膜にバリアを張り、脂質・糖質の吸収をゆるやかにする効果もあるため、血糖値の急上昇を抑えることができます。
さらに食物繊維はよく噛まないといけず、合わせて噛み応えもあるために、脳の満腹中枢を刺激しやすく、食べすぎを防ぐことができるのです!
お酢もまた、腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)を促すために便通が改善され、腸内環境が良くなる効果があります。
またお酢に含まれる酢酸は、体内では「クエン酸」に変化します。お酢にはアミノ酸も豊富に含まれているため、アミノ酸とクエン酸によって脂肪の分解が促進されます。
■補足:なぜ血糖値の急上昇を抑えるとダイエットに良いの?
食事をして血糖値が上がると、膵臓からは「インシュリン」という血糖値をコントロールするホルモンが分泌されます。
そのインシュリンは、上昇した糖を体中の細胞にエネルギーとして送り込みます。
しかし各細胞に必要な量の糖が行き渡っても、まだ糖が余分に残っていると、インシュリンはその余分な糖を「脂肪細胞」に送り込みます。するとどんどんと脂肪がたまり、結果的に肥満になってしまいます!
以上から、血糖値を急上昇させず、インシュリンの分泌量を増やさないようにすることが、ダイエットへとつながるのです。
この考え方を使ったダイエット方法が「低インシュリンダイエット」です。血糖値を急上昇させない「GI値が低い」食材・食品を摂ることで、太りにくい体を作ることができると言われています。
◆ダイエット以外のうれしい効果
酢キャベツを食べる習慣をつけると、ダイエット以外にもうれしい効果が期待できます。
キャベツには美容健康に欠かせないビタミンCが多いのが特徴的。ビタミンCには強い抗酸化作用があり、メラニン色素の生成を抑えたり免疫力を高めたりするなど、加齢による老化症状を軽減させる働きがあります。
また肌のハリ・弾力をつかさどるコラーゲンの生成や鉄分の吸収を促進させる効果、そのほか多くの健康をキープする効果が認められます。
さらにお酢に含まれるアミノ酸の働きを高めるためにも、ビタミンCは欠かせない存在です。アミノ酸とビタミンCの相乗効果を効率的に取り込むためにも、酢キャベツは優秀な食品だと言えます。
さらにキャベツに含まれるビタミンUには、胃腸の粘膜を保護する働きがあり、イソチアシアネートにはガン細胞の増殖を抑制する作用があると注目されています。
◆酢キャベツの食べ方
酢キャベツの食べ方に絶対的なルールはありません。
ですが酢キャベツを食事の最初に食べると、そこで空腹感が薄れるために後からの食事量が必然的に減ります。
また最初に野菜を食べることで、血糖値の急上昇を抑えることができます。
ですがもしも酢キャベツをそれだけで食べるのが苦手なら、別の野菜に混ぜたり、スープや炒め物などにプラスしたりするのもオススメ!
作り置きができるため、冷蔵庫にストックしておけばいつでも好きな時に食べることができますよ。
◆酢キャベツの作り方
【材料】
・キャベツ(1/2玉、およそ450~500g)
・お好みのお酢(およそ200~300ml)
1.キャベツを洗い、水気をよく切る。
2.キャベツを千切りにする。
3.食品用のジップ付きビニール袋に千切りにしたキャベツを入れる。
4.3のキャベツが全体的にしっかりと浸るぐらい、酢を注ぐ。
5.ビニール袋内の空気を抜いて密封し、冷蔵庫で保存する。
冷蔵庫で1週間ほど保存するとキャベツがしんなりして食べごろになります。
※2~3週間程度日持ちしますが、味やニオイに違和感があれば無理に食べないようにしてください。
ストックを作っていない場合は、その場で千切りキャベツにお酢を混ぜて食べてもOKです!
◆毎日食べて健康的にダイエット!
毎日食べることで、ゆっくりとダイエット効果が得られると話題の酢キャベツダイエット。
ですが最初はいきなり大量に食べず、少量から始めて胃腸の具合を見ましょう。
またキャベツをつけた後に残ったお酢は捨てずに、水で5倍程度に薄めて飲んだり、オリーブオイルなどと混ぜてドレッシングにしたりと活用できますよ!