ガサガサ肌が治らない時は-慢性乾燥肌におすすめの意外なサプリメント成分はコレ!
2016/10/2114795
春夏は厳しい紫外線や冷房により、秋冬は外気の乾燥や暖房により、どの時期であろうとも繊細なお肌は乾燥リスクにさらされています。また元々体質的に乾燥しやすく、それに伴いかゆみや湿疹を発症してしまう方も珍しくはありません。
もしも乳液やクリーム、オイルなどの、外側から塗布する保湿だけでは「肌奥の潤いが足りない」と感じるのなら、サプリメントで内側から改善してみては? そこでサプリで摂るのにオススメな栄養素をご紹介します。
※代表的な「ビタミン類」は外しております。
◆亜鉛
一般的には、「亜鉛」をスキンケアに関連づけて思いつくことはあまりないかもしれません。しかし亜鉛は肌のみならず、髪や爪などを美しく健康に保つために必要な栄養素(ミネラル)のひとつ。
バランスの取れた食事をしていれば、通常は不足することはほぼありません。しかし亜鉛は尿や汗で排出される量も多く、(汗をよくかく)運動量の多い方は水分とともにミネラル補給をしないといけません。
また添加物の多い外食やインスタント食品、アルコール摂取の多い方は、それらの成分により亜鉛の吸収が妨げられ、十分に機能しなくなっている場合があります。
もしも肌荒れのほかに抜け毛や白髪が急激に増えたり、爪に異常が見られる場合は、亜鉛を意識的に摂取する必要があるかもしれません。
※亜鉛の1日摂取基準は「男性10mg、女性8mg」です。上限を守り、摂取しましょう。
◆オメガ3系脂肪酸
「オメガ3系脂肪酸」とは、青魚に多く含まれることで有名な「EPA」や「DHA」、またエゴマなどに含まれる「α-リノレン酸」などの総称です。
健康維持のために積極的に摂取すべき「必須脂肪酸」であり、血液をサラサラにし、アレルギー症状を抑える効果があるとされています。
さらにオメガ3系脂肪酸は、細胞の外枠といえる細胞膜を構成しているため、不足すると細胞が健康状態をキープできず肌の状態が悪化。細胞再生ができないために、不調から抜け出すことができなくなります。
◆プロテイン(タンパク質)
「プロテイン」と聞くと、筋肉をつけるために摂取するようなイメージが強いですが、実際は肌細胞もプロテイン、つまりタンパク質からできています。
ダイエットやベジタリアンのために、ほぼ野菜のみの食事をされる方もいます。しかしその場合、植物性タンパク質のみで動物性タンパク質を摂取していないために、肌の保湿力が劣っていることがあります。
心当たりのある方は、ビューティー目的で開発されているプロテイン・サプリメントをおすすめします。
◆基本はバランスのよい食事
なかなか改善されない乾燥肌は、細胞レベルで保湿力が弱っているのかもしれません。そんな不安があるのなら、普段の食事内容から「自分にはなに(の栄養)が足りないのか」を推測して、サプリメントで補ってみてはいかがでしょうか。
ただし、栄養摂取の基本はやはり食事から。バランスのよい食事を心がけつつ、健康サポートのためにサプリメントを追加してみてくださいね。