オイル美容は乾燥肌対策だけじゃない?ニキビ、テカリ肌にも効果的な美容オイルの活用法
2018/11/214414
季節に関係なく、お肌のコンディションに不安を抱えている女性は多いですよね。またそのストレスが、さらにお肌を疲れさせてしまう「悪循環」を生む結果にもなりがちです。
そこでここ数年注目されているのが、オイルを使ったスキンケア――オイル美容。すでに取り入れている方にも、なじみがないため躊躇されている方にも、改めてオイル美容のメリットをご紹介します。
Contents
◆スキンケアにオイルをプラス
オイル美容とは、簡単に言えば「いつものスキンケアにオイルをプラス」するだけのスキンケア方法。
オイルの性質や肌質、お好みにより、「クレンジング」「化粧水の前のブースター」「化粧水後の乳液代わり」「乳液後の美容液」として使用できるため、お気に入りのオイルを1本持っているだけでも重宝します。
ではなぜオイルをプラスすることが、これほど注目を集めているのでしょうか。
1.減少する皮脂量を補う
皮脂はお肌の自然な保護膜(バリア)であり、外部刺激や乾燥から肌細胞を守る機能があります。しかし皮脂量は、加齢によるホルモンバランスの変化などにより、30歳前後から急激に減少します。
そのため、年々減少する皮脂をオイルによって補い、肌の自助機能(自らの力で上向きにある機能)を助け、お肌を健康な状態に導くことが有効なのです。
2.過剰な皮脂分泌を抑える
ニキビ肌や脂性肌の方は、オイルを敬遠される傾向があります。しかしそれは誤った考えかもしれません。というのも「過剰な皮脂分泌」の原因が、実際は「肌奥の乾燥」からくる防御反応かもしれないからです。
水分量が足りない場合、肌は潤いを補うために、毛穴の奥にある皮脂腺から皮脂を分泌させます。結果的に、この皮脂を必要以上に分泌させてしまうため、表面上はベタつき・テカリとなって見えるのです。
ですから、隠れ乾燥肌(インナードライ肌)の方であるならば、オイルを使用することで皮脂量の軽減が期待できます。
3.オイルに溶けやすい美容成分が入っている
オイルの種類によって含まれる美容成分は様々ですが、一般的に美容オイルの場合、ビタミンAやビタミンE、セラミドなど、油溶性(アブラに溶けやすい)の美容成分が配合されています。
そのため効率的に肌に栄養分を与えることができます。
◆注目オイルの代表例6つ
1:アルガンオイル
モロッコの砂漠に生息する、アルガンの木の実から採られるオイル。美白・美肌成分ビタミンEが豊富(オリーブオイルの2~3倍)で抗酸化作用が強い。馴染みやすく、フェイスケアにオススメ。
2:ホホバオイル
砂漠地帯のホホバの木の根から採られるオイル。低温では固まり、常温では液体になる。皮脂に近く浸透力が高いため、全身に使用しやすい。抗炎症作用があるため、ニキビ肌にもオススメ。酸化しにくいため長期保存が可能。
3:オリーブオイル
皮脂に近いオレイン酸が豊富。ビタミンA、ビタミンEも多いため、乾燥によるシワ予防や肌老化の防止効果が高い。クレンジングからボディマッサージまで、幅広く使用できる。
4.ローズヒップオイル
バラの実から採取したオイル。リノール酸やカルチノイド(赤色成分)など、美肌効果が高い成分が豊富に含まれている。抗炎症作用もあるため、ニキビや肌荒れケアにも効果的。長期保存はしにくい。
5.スイートアーモンドオイル
古くから使用されている、肌を柔らかくする作用のあるアーモンドオイル。ビタミンEが豊富に含まれており、シミ・シワ・くすみなどへのアンチエイジング効果が高い。敏感肌にもオススメ。
6.マカダミアナッツオイル
上述のスイートアーモンドオイルと同じような作用をもち、肌への浸透力が高く保湿力に定評がある。アンチエイジング効果の高いパルミトレイン酸を豊富に含み、抗炎症効果もある。
◆あなたの肌質にあったオイルを
肌質にもよるため、どのオイルが一番良いかは一概には言えません。
気になるオイルがあるのなら、店頭などで肌なじみや香り、粘度などを確かめて、お気に入りのモノを選んでみてはいかがでしょうか。
◆日中ケアも美容オイル配合のCCクリームにおまかせ!
ひと塗りで、うるおってツヤめく1本5役(日焼け止め・化粧下地・毛穴カバー・カラーコントロール・美容液)の多機能CCクリーム「ミネラルCCクリーム」。
紫外線をカットする紫外線防止効果、優れたスキンケア効果&しっかりとしたメークアップ効果を叶えます。
エイジングケア効果で注目のローズヒップオイルやマカダミアナッツオイル、バオバブ種子油などの希少なオーガニック成分を豊富に配合。まるで、美容液をつけているかのような、しっとりとした潤いが一日中続きますよ!