その頭皮悩み、乾燥が原因かも!かゆみやフケを防ぐ正しい頭皮のケア対策
2019/6/281330
きちんとシャンプーをしているのに頭がかゆい。気づくと髪の毛や服の肩口にフケが! そのような頭皮の悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
実はこれらの悩みの原因には、頭皮の乾燥が大きく関係しています。
かゆみやフケのトラブルがあると、きれいに洗えていないのではないかと心配になり、何度もシャンプーをしたり、ゴシゴシと力を込めて洗ったりしがちですが、これらのケア方法は逆に頭皮の乾燥を招いてしまうので逆効果。
そこで、正しい頭皮ケアのために、頭皮が乾燥する原因と、その対策方法をご紹介いたします!
Contents
◆頭皮が乾燥する原因
頭皮が乾燥する主な原因には、空気の乾燥や紫外線といった外的要因の他に、以下のような日々の生活習慣が大きく関係しています。
1.シャンプーの選び方
2.髪の洗い方
3.髪の乾かし方
4.食生活の乱れやストレスによる血行不良
毎日繰り返すこれらの生活習慣の積み重ねが、頭皮環境に大きな影響を与えます。そのため、現在の生活習慣の見直しこそが、頭皮の乾燥対策への第一歩です。
上に挙げた4つの生活習慣における注意したいポイントと、対策方法を具体的にみていきましょう。
1.シャンプーの選び方
まず気をつけたいのは、シャンプーの種類についてです。
シャンプーは、髪や頭皮の汚れ(皮脂、汗、過剰な角質(フケ)、ヘアスタイリング剤など)を洗い流すものですが、洗浄力が強すぎると、頭皮に必要な皮脂や水分まで洗い流してしまい、乾燥を招いてしまいます。
そのため、シャンプーを選ぶ際には洗浄力の強すぎるものは避け、頭皮や髪に低刺激のものを選ぶようにしましょう。
おすすめの種類は、アミノ酸系(弱酸性)のシャンプーです。
髪の毛や頭皮の主成分はタンパク質であり、さらにタンパク質はアミノ酸で構成されています。
そのため、アミノ酸系のシャンプーは頭皮環境への刺激が少なく、やさしく洗い上げることができるのでおすすめです。
2.髪の洗い方
次に、髪や頭皮の洗い方で気をつけたいポイントは、指の腹で優しく洗うことと、洗い流す際の湯の温度です。
しっかり洗おうとして爪を立ててゴシゴシと擦ってしまうと、頭皮が傷つき炎症を起こしてしまう恐れがあります。
炎症が起こった頭皮では、炎症を治そうとターンオーバー(肌の新陳代謝)が早くなるため、古い角質が剥がれ落ちてフケの原因になります。
また、ターンオーバーが早まると、未熟な角質が増えるため、肌の水分保持機能(バリア機能)が低下して乾燥が進んでしまいます。
健やかな頭皮環境を保つためには、爪を立てず指の腹で優しく洗い上げることが大切。
シャンプーを洗い流す際には、ぬるま湯(38℃前後の湯)で丁寧に洗い流しましょう。高温の湯で流すと、頭皮に必要な皮脂まで落ちてしまうため注意が必要です。
また、すすぎが足りないと汚れが頭皮に残り、フケやかゆみの原因になってしまうため、すすぎ残しがないように丁寧に洗い流すことも大切。特にすすぎ残しが生じやすい、耳の後ろや襟足、髪の生え際に注意しましょう。
その他、シャンプーの回数にも気をつけることが大切です。
シャンプーの種類や洗い方に気を配っていても、何度も洗い過ぎると、やはり頭皮に必要な皮脂や水分が洗い流されてしまい乾燥が進んでしまいます。
そのため、よほど汚れが酷い場合でない限り、シャンプーは夜に1回行う程度で十分でしょう。
3.髪の乾かし方
髪を洗った後は、タオルドライで丁寧に水分を拭き取り、その後はドライヤーで乾かすのがおすすめです。
濡れたままの髪や頭皮を放置していると、雑菌が繁殖し、ニオイやフケ、かゆみの原因になりやすいので、自然乾燥よりもタオルとドライヤーを使い、短時間で乾かすほうが良いでしょう。
ただし、長時間のドライヤーは髪や頭皮へダメージを与えることになりかねないため、ドライヤーの時間は最小限にとどめるのがポイント。そのためにも、まずはタオルドライで丁寧に水分を取り除いておくことが大切です。
洗った後の水分を含んだ髪の毛は、キューティクル(毛小皮)が開いて痛みやすい状態にあります。そのため、タオルドライの際にはゴシゴシ擦らず、タオルで髪をはさんでトントンと軽く叩くようにしながら水分を拭き取りましょう。
頭皮の水分は、タオルで頭皮を包んで軽く揉むようにしながら取り除きます。タオルの摩擦は髪の毛にも頭皮にも、思いの外ダメージが大きいので要注意!
【キューティクル(毛小皮)とは】
毛髪の表面にある層のこと。無色透明の固いタンパク質(ケラチン)でできており、髪の毛の根元から毛先に向かってウロコ状に重なり合った構造をしています。
外部の刺激から毛髪を守り、また毛髪内部の水分やタンパク質が逃げないよう閉じ込める役割を持っています。
タオルドライの後、ドライヤーで乾かす際には、ドライヤーと髪や頭皮との距離を10~15cmほど保ち、髪の根元から毛先の順番に乾かしていきます。
ドライヤーと頭皮や髪の距離が近すぎると、熱風が刺激となって乾燥や炎症を招く原因になりかねないので注意してください。
また、髪と頭皮を乾かし終わった後には、プラスアルファのケアとして、頭皮用のローションやオイルで保湿を行うこともおすすめです。
4. 食生活の乱れやストレスによる血行不良
ここまで見てきたシャンプーの種類や髪の洗い方・乾かし方の他に、食生活の乱れやストレスなども頭皮の乾燥に影響を及ぼします。
健康な体を維持するためには、栄養バランスのとれた食生活が不可欠といわれるとおり、健やかな頭皮環境を保つためには日々の食生活に気をつける必要があります。
食事で摂取した栄養素が体に吸収される時、体の部位により吸収される優先順位があることはご存知でしょうか。
まずは、人間が生きていく上で欠かせない「内臓」や「筋肉」に栄養素が渡り、その後、残った栄養素が頭皮や髪へと行き渡るのです。
つまり、無理なダイエットや偏った食生活で、十分な栄養素を摂取できていないと、頭皮や髪にまで栄養素が行き渡らずに、頭皮環境が損なわれてしまうことに!
栄養不足に陥った頭皮はターンオーバーが乱れてバリア機能が低下し、乾燥やかゆみ、フケといった頭皮トラブルを招いてしまいます。
また、ストレスも健やかな頭皮環境にとっては大敵!
人はストレスを受けると自律神経が乱れ、血液の循環(血行)が滞りがちになります。
食事で得た栄養素は血液により体の隅々にまで運ばれていくため、血行不良に陥ると必要な栄養素が末端まで行き渡らず、頭皮のターンオーバーの乱れを引き起こします。
その他、睡眠不足や飲酒、喫煙などの生活習慣も血行不良の原因となるので注意が必要。
健やかな頭皮環境を保つためには、頭皮や髪にまで栄養が行き渡るように日々バランスの取れた食生活を心がけ、血行不良に陥るような生活習慣を見直すことが大切です。
◆乾燥対策で、健やかな頭皮と美髪を手に入れよう!
頭皮環境が整うと、かゆみやフケといった頭皮のトラブルが解消されるだけではなく、髪質の改善にも繋がります。
植物を育てるときに栄養たっぷりの整った土壌が必要なように、美しいツヤとハリのある髪を育てるためには、整った頭皮環境が不可欠です。
毎日の正しい頭皮ケアを継続して行い、頭皮環境を整えてかゆみやフケ対策だけではなく、健やかな美しい髪を手に入れましょう!
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