ファンデーションの皮脂崩れを防ぐには?夏の崩れないメイク方法
2019/5/308210
夏のメイクで一番の悩みといえば、ファンデーションの皮脂崩れ。朝きれいにメイクをしても、気づけばファンデーションがドロドロに……という経験は女性なら一度はあるのではないでしょうか。
これからの汗ばむ季節、ファンデーションの皮脂崩れを防ぐためのメイク方法をご紹介いたします!
Contents
◆スキンケアで肌の水分と油分のバランスを整える
洗顔後、メイク前にはスキンケアで肌を整えましょう。
夏は湿度が高く、汗や皮脂の分泌が盛んになるため、肌のベタつきを気にしてスキンケアを敬遠しがちです。
しかし、強い紫外線や室内の冷房などの影響により、夏の肌内部は水分不足に陥りがち。これがいわゆるインナードライ肌です。
肌内部の水分が不足していると、それ以上水分の蒸発を防ごうとして肌が皮脂の分泌を促します。
その結果、夏の肌は油分(皮脂)が過多で、水分が不足したアンバランスなインナードライ肌になってしまうのです。
そのため、夏のスキンケアで大切なポイントは、「肌への水分補給を行い、与えた水分を閉じ込める」こと。
化粧水は贅沢使いをし、肌への水分補給をたっぷりと行いましょう。その後、セラミドなどの水分をキープする保湿成分を含んだ乳液やクリームで、補給した水分を閉じ込める一手間を!
肌のベタつきが気になる場合には、乳液やクリームを「使用しない」のではなく、「使用量を調整」しつつスキンケアを行いましょう。
また、スキンケア後は肌に馴染むまで3~5分ほど時間をおいてから次のメイクのステップへ進みます。
※余分な油分や水分が多いときは、軽くティッシュオフするのもおすすめです。
スキンケアの後すぐにメイクアイテムを重ねてしまうと、メイクのヨレや崩れの原因になるので、焦らず時間をおくことが重要です。
◆皮脂吸着力のある化粧下地でメイクの土台を整える
スキンケアで肌の油分と水分のバランスを整えたら、次はメイク下地(化粧下地、ベース)でメイクの土台を整えましょう。
メイク崩れを防ぐためには、まず土台となる化粧下地が重要になります。
どれほどファンデーションをきれいに塗ったとしても、そもそもの土台(下地)にムラがあれば、ファンデーションはすぐに崩れを起こしてしまいます。
そのため、下地は手ではなくスポンジを使ってムラなく塗りましょう。
下地を塗る際にはスポンジを使用したほうが、手で伸ばすよりもムラが生じにくく均一に伸ばせるので、その後のファンデーションの仕上がり感がグッと良くなり、崩れも防げます。
なお、夏の汗や皮脂によるメイク崩れ対策には、皮脂を吸着してくれるタイプの下地を使うことがおすすめです。
【化粧下地の塗り方】
(1)化粧下地を、パール大(約0.7~1cm)手の甲に出す。
(2)顔の5箇所(両頬、おでこ、あご、鼻)に、5等分に分けてのせる。
(3)5箇所においた下地を、スポンジを使い顔の中央から外側に向かって伸ばす。
(4)崩れやすい小鼻や目元などの細部は、スポンジの角を使いギュッと押さえて馴染ませる。
(5)ベタつきが気になる部分は軽くティッシュで押さえ、余分な油分や水分を取り除く。
下地を顔の中央から外側に向かって伸ばすと、外側に向けて薄いグラデーション状に仕上がり顔に立体感(奥行き)が出るのでおすすめです!
また、カバー力を上げたい場合には、下地に加え部分的にコンシーラーをプラスしてもOK。下地と同じくスポンジを使い、トントンと優しく叩き込むように肌に馴染ませます。
※コンシーラーを使用する場合は、(4)と(5)の間で使いましょう。
◆ファンデーションの前にフェイスパウダーをプラス
フェイスパウダー(透明色のおしろい)というとメイクの仕上げに使うイメージがありますが、皮脂崩れ対策には、ファンデーションの前に使うのが効果的!
フェイスパウダーが余分な皮脂を吸着するため、その後にのせるファンデーションのノリが良くなり、時間が経っても皮脂崩れを防げます。
また、フェイスパウダーにより毛穴の凹凸もカバーできるため、ファンデーションの毛穴落ち対策としてもおすすめの使用方法です。
◆ファンデーションは薄く
皮脂崩れ対策におすすめのファンデーションは、油分が少なめのパウダータイプのファンデーションです。
ファンデーションの崩れが気になる場合、ついついしっかりたっぷり塗ってしまいがちですが、皮脂崩れ対策においては、ファンデーションは薄付きで仕上げるのがポイント!
下地(およびコンシーラー)とフェイスパウダーで土台を整えているので、最後のファンデーションは少なめの使用量で十分です。
ファンデーションも下地と同様に、顔の中央から外側に向かって馴染ませます。
◆ベースメイクの最後は湿ったスポンジでギュッ!
下地、フェイスパウダー、ファンデーションの順番でベースメイクを仕上げたら、最後にちょっとしたコツをプラス。
湿らせたスポンジにファンデーションを少量取り、毛穴の気になる部分や崩れやすい小鼻周りなどをギュッと押さえて、メイクの密着度をアップさせましょう。
具体的な手順は次のとおり。
(1)スポンジを水に濡らし、手でしっかりと絞る。
(2)(1)のスポンジをタオル(またはティッシュ)に包んで、余分な水分をオフ。
※スポンジが軽く湿っている程度になるまで、水分をオフしましょう。
(3)(2)の湿ったスポンジにファンデーションを少量取り、毛穴の気になるところをギュッと押さえる。
この一手間を加えることでファンデーションの密着度がアップし、毛穴落ちや崩れが生じにくいメイクが完成します!
◆メイク方法の工夫で夏を快適に!
ファンデーションの皮脂崩れは、メイク方法のちょっとした工夫で改善が可能です。
ご紹介した方法をぜひ試していただき、今年の夏は皮脂で崩れたドロドロメイクとはさよなら! ファンデーションの崩れなど気にせず、快適に過ごしましょう!
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