クリームファンデーションのメリットと注意点
2016/2/858259
季節が冬に近づくにつれ、人気が高まるクリームファンデーション。乾燥肌でお困りの場合は、1年を通してクリームファンデーションを愛用されることもあるのでは?
そこで今回は各タイプのファンデーションの特徴とクリームファンデーションを使うメリット、またその際の注意点をご紹介していきます。
Contents
◆3タイプのファンデーションの特徴
1:パウダータイプ
最も油分の少ない(もしくは含まない)粉タイプ。軽い質感で塗りやすく、メイクによる圧迫感のなさや手軽さを重視する方に好まれます。
パウダーを固めたものは「プレスト」と呼ばれ、ルース状(固まっていないサラサラしたタイプ)のパウダーに比べてしっとりする製品が多く見られます。
2:リキッドタイプ(油性乳化型)
油分を多く含んだ液体タイプ。乳液状のゆるいものから、コクのあるものまでを含みます。液体のため肌の上で伸ばしやすく、一般的にパウダーよりもカバー力と密着感があります。パウダータイプでは乾燥が気になる方に好まれます。
3:クリームタイプ(油性型、油性乳化型)
リキッド以上に油分を含む、こってりと重みのあるタイプ。油分が多いため保湿力があり、カバー力も一番あります。空気が乾燥しやすい秋冬や乾燥肌の方に好まれます。
◆クリームファンデーションのメリットと注意点
クリームファンデーションの最大のメリットは、やはりその保湿力です。油分の割合が多いため、しっとりとした質感で乾燥した肌にも伸ばしやすく、塗った後はファンデ自体が油分の膜となるため、肌内部の水分が蒸発しにくく外部の乾燥からも守ってくれます。
また密着度も高いため、毛穴やシミのカバー力もあります。
ただしここで注意点があります。繰り返しますが、クリームファンデーションは油分が多くカバー力がある分、パウダーよりも肌に負担をかけやすいため、ニキビ肌や敏感肌の方にはあまりオススメできないのです。
そのためお肌トラブルに悩まれている方は、きちんとメイクをしなくてはいけない日などにだけクリームファンデで美肌を作り、普段はパウダータイプで軽く仕上げるようにしましょう。
※もしもニキビ・ニキビ跡を隠すためにカバー力を求めているのならば、その箇所にだけニキビ用のコンシーラーを使用し、パウダーを重ねてヨレないようにして下さい。
また混合肌の方の場合は、皮脂が多く出るTゾーン(額から鼻)はパウダーを、乾燥しやすいUゾーン(あごから両頬)はクリームを、というように、肌質によってアイテムを替えることをオススメします。
◆特質を活かすことが大切
形状の異なるアイテムには、それぞれにメリットとデメリットがあります。
そのためそのアイテムの特質を把握して、最大限に活かすことで、ご自身の肌をより良く魅せるメイクを楽しみましょう!