肌に優しいベースメイクって?なぜミネラル系のパウダーファンデーションがオススメなの?
2016/2/57154
メイクをしたくてもすぐにかぶれてしまう。メイクでニキビを隠すとさらに悪化してしまう。季節の変わり目だと痒みが出てメイクするのが億劫になる――このようなお悩みでメイク自体を敬遠してしまっている敏感肌さん。
しかしお肌に刺激を与えない成分のコスメを選べば、もっとメイクを楽しむことができます。大切なお肌だからこそ、知識をもってストレスなくキレイに見せてみませんか。
◆紫外線がさらなる肌トラブルの原因に
紫外線は肌の奥深くまで届き、肌の弾力を支えるコラーゲンやエラスチンなどの繊維芽細胞を破壊し、シミの原因となるメラニン色素を活性化させます。
しかも紫外線のうちUV-A波は雲やガラスを通るため、たとえ曇りの日や屋内であろうとも、肌は少なからぬ影響を受けてしまいます。そのため本来、敏感肌の方ほどできるだけ紫外線を避け、肌ダメージを蓄積しないようにしないといけません。
しかし日焼け止めを塗るとかゆみや発疹などのトラブルが起きるので、何も塗らないことを選ぶ敏感肌の方は少なくないのでは? そのような、日焼け止めが苦手な敏感肌の方におすすめしたいのが、ミネラルタイプのパウダーファンデーションです。
◆日焼け止め機能もあるパウダータイプ
日焼け止めクリームには「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」の2種類があります。ここ数年、敏感肌の方が選ばれる「ノンケミカルの日焼け止め」と呼ばれるものは、紫外線散乱剤を使用しています。
そしてパウダーファンデーションのパウダーには、たとえSPF値などのUVカット効果が謳われていなくても、紫外線を散乱させる機能(=紫外線散乱剤)がある程度備わっています。
そのため、紫外線吸収剤が苦手な方は、パウダーファンデーションを日焼け止め目的に使用することができます。
※日常生活レベルの日焼け止め効果のため、炎天下でのレジャーやスポーツ時などは、UVカット効果が高いアイテムをご使用ください。
◆下地不要の利点とは
ではなぜパウダーのなかでも、「ミネラル系」がオススメなのでしょうか?
まずミネラルコスメの多くはメイク下地が必要ありません。そのため下地クリームに含まれる油分や界面活性剤など、肌に負担をかけやすい成分をつけずにメイクすることができます。
またほとんどの下地は洗浄力の強いクレンジング剤で落とさなくてはいけないため、メイクオフの段階でも肌を痛めてしまいます。そのため洗顔料のみで落とすことのできるミネラル系パウダーファンデーションなら、天然のバリア機能を果たす皮脂膜を洗い流すリスクが避けられます。
◆未来のお肌のためにできること
敏感だからこそ紫外線から守ってあげたいトラブル肌。
余分な成分を排除し、下地もクレンジングもなしで毎日をキレイに過ごせるミネラル系パウダーファンデーションなら、数年後のお肌にも自信を持つことができますよ。