ツヤ髪づくりにリンゴ酢トリートメント!?美髪になれるとっておきヘア対策5TIPS
2017/6/1410411
夏は冷房や紫外線、冬は空気の乾燥や暖房など、今や季節に関係なく一年中「乾燥」が気になる女性たち――お肌のお手入れは毎日きちんとしていても、髪のお手入れはそれほど入念にしていないという方は多いのではないでしょうか?
しかしお肌は乳液やクリームできちんと保護するのに、紫外線が注ぐむき出しの髪はそのままでいいの? 美しくつやのある髪なら、今以上に5歳(もしくはそれ以上!?)若見えを叶えてくれるかもしれませんよ。
そこでここでは、一年中つやつや美髪を保つコツをご紹介します。
Contents
◆髪の水分量が減っているなら「しっとり系シャンプー」を!
さっぱりとした洗い上がりが好きだから、スッキリタイプのシャンプーを季節に関係なく使っているという方は、ちょっと見直してみてください。
冬になるとフケが出たりしていませんか? 髪のパサつきがひどく、手触りがゴワゴワしている、なんてことはありませんか?
髪に気を使っている美髪さんのなかには、「季節によってシャンプーを使い分けるのは当たり前」ということもあるのです!
たとえば、夏にはなんでもなかった手も冬にはガサガサになりますよね。そのような時、あなたはハンドクリームを塗りませんか?
実は頭皮も、他の部位の皮膚と同じように、乾燥しているのです。ですから洗浄力の高いシャンプーは、皮脂を取りすぎてしまう可能性が大。
そこで乾燥肌・乾燥髪の方には「しっとり系シャンプー」を使うのがおすすめです。特にここ数年ですっかり定着した人気のオイルシャンプーは、髪にも頭皮にも優しい洗い上がりのモノが多くあります。
髪もしっとり感が保たれるので、ドライヘアの方にピッタリ!
オイルシャンプーを試したことがないという方は、ぜひ使ってみてください。
◆正しい洗い方で地肌もスッキリ
洗顔やクレンジング方法を変えるだけでお肌が変わるように、髪も洗い方次第で変わることをご存じでしょうか。
きちんとした洗い方をマスターすれば、あなたの髪は今よりもっとキレイになる可能性があります。
【正しいシャンプーの仕方】
1.すすぎは5分かけてしっかりと
髪を濡らしたらすぐにシャンプーしているという方――今日からはシャンプー液をつける前段階で、すすぎをしっかり行ってみてください! 目安は5分。
髪の毛の汚れは、お湯で8割落ちると言われています。すすぎをしっかりすることで、その後のシャンプーの効果も高めることができるのです。
ただし熱すぎるお湯ですすぐと、反対に頭皮や髪の乾燥を招いてしまうため、お湯の温度は「38度」程度をオススメします。
2.シャンプーは手のひらで泡立ててから、髪につける
シャンプーを直接髪につけるのではなく、先に手で泡立ててからつけるようにしましょう。
一部分にだけ濃い液がつくことなく髪に均等に泡が行き渡り、全体的にやさしく洗い上げることができます。
また頭皮を洗う際は爪を立てず、指の腹を使って泡でマッサージするように心がけて。頭皮に存在する皮脂腺量は、顔のTゾーンの約3倍。そのため余分な皮脂は泡で吸い取るように除去し、頭皮自体は痛めないようにしましょう。
3.トリートメントは毛先だけにつける
髪内部の水分が蒸発しやすいドライヘアの方は、コンディショナーだけではなく、トリートメントを毎日使ったほうがしっとりと仕上がります。しかしトリートメントをつけるときは必ず、傷みやすい「髪の中間部分から毛先」だけにしましょう。
髪全体にトリートメントをつけてしまうと、しっとりを通り越してベッタリと重たい仕上がりになってしまいます。
また頭皮・地肌にまでつけてしまうと、シャンプーによって詰まりが取れた毛穴にトリートメント成分(髪にツヤを出すコーティング剤など)が入り込み、頭皮トラブルの原因になる可能性があるからです。
※頭皮・地肌ケアもできるトリートメント(よく「スカルプケア」と呼ばれるアイテム)も市販されています。この場合はメーカー指定の方法で頭皮ケアを行ってください。
◆スーパーモデルもご愛用! リンゴ酢トリートメント
つやつやの美しい髪の持ち主である、スーパーモデルたちのあいだで人気のナチュラル系ヘアケア方法。そのなかでも誰もが真似できそうなのが「りんご酢トリートメント」です。
リンゴ酢は英語で「アップルサイダービネガー(Apple Cider Vinegar)」と呼ばれており、海外ではリンゴ酢をトリートメントとして使っている方が案外珍しくありません。
リンゴ酢は当然ながら「お酢」のため、酢酸が含まれる「酸性」です。乾燥し傷んだ髪は、表面のキューティクルがめくれてしまっていますが、この酸性の作用によってキューティクルが引き締まるのです。
すると手触りがよくなるばかりか、キューティクルのすき間から外にでていた髪内部の水分などが逃げにくくなり、徐々に髪の水分量が増えるのです。
さらにはシャンプー後に髪や頭皮に残っている余分な成分を、リンゴ酢が取り去ってくれる効果もあります。リンゴ酢トリートメントなら頭皮・地肌ケアもできるため、マッサージ用に使用するのもオススメです。
[リンゴ酢トリートメントの使い方]
シャンプーのあとに、薄めたリンゴ酢を髪につけるだけ。目安は「リンゴ酢50ml+水200ml」。
しばらく置いてから洗い流しても、洗い流さずにそのまま乾かしてもOK――リンゴ酢の効果を充分に発揮させるには、「洗い流さない」ほうが良いですが、乾燥後わずかに酢の匂いが残るため、気になる場合は時間を置いて浸透させてから洗い流しましょう。
◆洗い流さないトリートメントを毎日つける
お風呂上がりに、ついつい面倒で髪をすぐに乾かしていませんか?
しかし髪の健康をキープしたいなら、しっかりとタオルドライしたあと、毎回きちんと「洗い流さないトリートメント(アウトバス・トリートメント)」をつけてみてください。
洗い流さないトリートメントをつけることで、ドライヤー熱による乾燥を防ぐことができます。
洗い流さないトリートメントは、髪の乾燥がひどい場合は保湿効果のある「クリームタイプ」がオススメ。しかしツヤ感や静電気防止効果を重視したいのであれば「オイルタイプ」のほうがおすすめです。
また、髪が肌につくとニキビが出来てしまうなどお肌の弱い方は、オイルよりも「ミルクタイプや「クリームタイプ」を選びましょう。
◆乾燥「しすぎない」乾かし方で潤いキープ!
美髪を目指すには、ドライヤーによる髪の乾かし方にもポイントがあります。
【正しい乾かし方】
1:くしは通さず、全体に風を行き渡らせるように乾かしていきます。
2:ある程度乾いてきたら、くしで整えるようにブローします。
この時、髪が全体の「8割」程度乾いたら、あとは冷風にして乾かしていきましょう。乾燥しすぎずに程よくツヤ感をキープできます。
プロの美容師さんが乾かすのをじっくりと観察していると、正しい乾かし方が見えてきますよ。美容院に行った際は、ぜひ注意してご覧になってくださいね。
ツヤのある美髪を手に入れるためには、高額なシャンプーやトリートメントを使えば良いというモノではありません。いつもと同じアイテムを使いつつ、「正しい洗い方・乾かし方」を行うだけでも、髪が蘇っていくのを実感できるはずです!
今日からぜひ実践して、乾燥知らずの美しいツヤ髪をキープしてくださいね。