垢抜けメイクの秘訣はハイライト!上手な選び方・入れ方でメリハリ美人顔に
2019/10/18941
メイクの仕上げにさっと取り入れるだけでツヤ肌を作れたり、立体感を出してメリハリの効いた小顔に見せたりできるアイテム「ハイライト」。雑誌のメイク特集などでは必ず登場しますよね。
特に日本人に多い彫りの浅い顔立ちの場合、ファンデーションのベタ塗りだけでは平面的な「のっぺりメイク」になってしまう場合がありますが、そこにハイライトを軽く入れるだけで垢抜けメイクに一気に様変わりさせることができます。
ところが、実際に普段のメイクでハイライトを取り入れている人は意外に少ないもの。
それは、「どうやって使うの?」「どれを選べばいいの?」「肌が不自然にテカって見えるのでは?」など、使い方や選び方に不安を抱えている人が多いからではないでしょうか。
そこで、ハイライトへの苦手意識を払拭し、普段のメイクをワンランク上の垢抜けメイクにするための、ハイライトの上手な選び方と入れ方をご紹介したいと思います!
Contents
ハイライトの効果とは?
ハイライトとは、メイクの仕上げにツヤや輝きを部分的にプラスするためのアイテムです。
その効果には、主に次のようなものがあります。
■顔に立体感を出す
■立体感=小顔効果が期待できる
■ツヤ感や透明感がアップし、明るい印象になる
上記のようなハイライトの効果を最大限に引き出すためには、まずは自分にあったアイテムを選ぶことが重要です。
種類別ハイライトの特徴と選び方
ハイライトの種類には大きく分けて「パウダータイプ」「クリームタイプ」「スティックタイプ」「リキッドタイプ」の4種類があります。
自分に合ったハイライトを見つけるために、それぞれのタイプの特徴を押さえておきましょう。
【パウダータイプの特徴】
・使用量を好みの量に調整しやすい
・ふんわりとナチュラルに仕上がる
・サラッとしているので、皮脂でテカりやすい部分(Tゾーンなど)にも使いやすい
・おでこ、頬などの広範囲に入れる際におすすめ
・使うタイミングは、ファンデーションの後
【クリームタイプの特徴】
・密着性が高く、持ちが良い
・乾燥しにくい
・柔らかい質感で伸びが良い
・ツヤ感がきれいに出る
・使うタイミングは、ファンデーションの前でも後でも可
【スティックタイプの特徴】
・肌に直塗りできるので、しっかりした発色やツヤ感が出る
・乾燥しにくい
・持ち運びに便利
・使うタイミングは、ファンデーションの前でも後でも可
【リキッドタイプの特徴】
・液体状で伸びが良い
・濡れたようなみずみずしいツヤ感が出る
・使うタイミングは、ファンデーションの前(ベースメイクの段階で使う)
はっきりとした発色で、華やかなメイクが好みの場合にはスティックタイプがおすすめ。逆に、ナチュラルな仕上がりが好みの場合には、使う量を自分で調整しやすいパウダータイプがおすすめです。
リキッドタイプはファンデーションの前に、ベースメイクの段階で使います。ただし、ムラやヨレが生じやすいので、初心者には使いこなすのが難しいところが難点。
どのタイプを選べば良いのか迷ったときには、クリームタイプがおすすめです。
クリームタイプは伸びがよく、密着性も高いのでヨレや崩れが生じにくいというメリットがあります。
また、ファンデーションの前にも後にも使えて、部分的なポイント使いもしやすいため、初心者にも比較的使いやすいタイプです。
ハイライトのカラーと選び方
使いたいハイライトの種類が決まったら、次はカラーです。ハイライトと聞くと、白い色をイメージする人も多いと思いますが、実は様々なカラーがあります。
主なカラーは次のとおり。
【ハイライトのカラー】
■ベージュ系
■イエロー系
■ピンク系
■ホワイト系
■ゴールド系
■シルバー系
■ラベンダー系
どのカラーを選べば良いのかは、目的によって異なります。
【ベージュ系】
肌なじみの良いカラーで使いやすく、初心者にもおすすめ。
ベージュ系のハイライトには、パウダータイプだけではなく、クリームタイプ、スティックタイプ、リキッドタイプと種類が多いので、好みのタイプを選びやすいというメリットもあります。
【イエロー系】
肌のくすみを消して自然な仕上がりにしたいときには、イエロー系がおすすめです。ベージュ系と同じく、日本人の肌色にもなじみの良いカラー。
【ピンク系】
血色をよく見せたいときにはピンク系のハイライトを。健康的で明るい印象を演出できるので、赤味が少ないブルーベースの色白肌の人には特におすすめです。
ベージュ寄りのピンクベージュであれば、肌色を問わずなじみがよいので使い勝手◎。
【ホワイト系】
立体感を出したいときにはホワイト系のハイライトが一番!メリハリ感を出しやすく、小顔効果も得られます。
ただし、しっかりと肌になじませないと白浮きしやすいので注意が必要です。
【ゴールド系・シルバー系】
ゴールド系やシルバー系のハイライトは、メイクに華やかさをプラスしたい時におすすめ。
ラメ感やパール感の強いものが多いので、普段のメイクにプラスするだけで、グッと華やかさが増して特別な雰囲気を演出できます!
【ラベンダー系】
ラベンダー系のハイライトは、黄くすみを抑えて透明感を引き出したい時におすすめのカラー。
ただし寒色系のハイライトを取り入れる際には、顔全体に使うと血色が悪く見えてしまう場合があるため、使う部分には注意が必要です。
ラベンダー系のハイライトは、主に目の周りのクマやくすみを飛ばしたい時に使うのがおすすめ。
以上のような単色のハイライト以外に、複数のカラーが入ったマルチカラーのハイライトもあります。
マルチカラーのハイライトは固形タイプのものが多く、ブラシでカラーをミックスして使ったり、その日の肌のコンディションによって単色使いをしたりと、好みでカスタマイズして使えるのがおすすめのポイントです。
ハイライトもそれぞれのカラーによって特徴があるので、目的や好みにあわせて選んでみてください。
ハイライトの入れ方、入れる位置はここ!
ハイライトの種類とカラーが決まったら、次はいよいよメイクの実践です。
リキッドタイプ以外のハイライトは、ファンデーションの後、メイクの仕上げに使用するのがおすすめ。
【リキッドタイプのハイライトの場合】
基本的にはファンデーションの前に、肌に光を仕込むイメージで使います。ただしファンデーションがリキッドタイプの場合には、リキッドファンデーションを塗った後でハイライトを使用するほうがおすすめです。
基本的なハイライトの入れ方は、顔のパーツの中で「明るく見せたい部分」に入れます。
具体的にハイライトを入れるおすすめのパーツは次の5箇所。
(1)鼻筋(Tゾーン)
眉頭の少し上から眉間・鼻筋に沿った、いわゆる「Tゾーン」の部分に入れると、女性らしい丸みを帯びた額になり、鼻筋もスッと通ったメリハリのある仕上がりになります。
※元々額に丸み(立体感)がある顔立ちの場合には、額には入れずに眉間から鼻筋に沿ったIの字部分にのみハイライトを入れると◎。
(2)眉尻の下
眉尻の下、骨が少し出っ張っているところに入れると、目元が明るくなり目力がアップします。
(3)目元周り
目尻を囲う上まぶたから下まぶたにかけての「Cゾーン」の部分に入れると、目元を明るく見せるだけではなく、横顔にも立体感が生まれます。
また目頭に軽く入れると、白目をきれいに見せる効果もあり!
(4)頬骨(頬の膨らんだ部分)
頬骨の高い部分に入れると顔全体に立体感が生まれ、メリハリのある彫りの深い顔立ちを演出できます。
(5)あご先
あご先にほんの少しハイライトをプラスすると、あごを小さく見せることができ、小顔効果が期待できます!
以上が基本的なハイライトの入れ方です。
ただし丸顔や面長など顔立ちによっては、おすすめのハイライトの入れ方が多少異なります。まずは基本の入れ方を押さえつつ、自分の顔立ちに合わせて入れ方を微調整していくと良いですね。
■「顔型別ハイライトの入れ方」について、詳しくはこちらの記事がおすすめ
⇒『メリハリ美人顔はテクニックで作る-ハイライト&シェーディングで顔型コンプレックスを解消して
お気に入りのハイライトを見つけて、垢抜けメイクにチェンジ!
種類もカラーもたくさんあるハイライトですが、それぞれの特徴を把握すれば自分にピッタリの一つが見つかるはず!
今回ご紹介した選び方と入れ方をぜひ参考にしていただき、のっぺりメイクとはさよなら! ワンランク上の垢抜けメイクでメリハリ美人を目指してみてはいかがでしょうか。