テカらない崩れないベースメイク ! 基本を押さえて一日中マットなお肌をキープしましょう。
2018/4/353937
朝にはキレイに仕上がっていたメイクが、夕方鏡を見ると顔中テカって毛穴も悪目立ち……、なんて悲惨な経験はないですか?
こういう方は皮脂が多く出ているために、自分は「オイリースキン(脂性肌)」だと思い込まれている事がよくあります。
しかし実際は、肌内部の水分量が少ないために、肌自身が危機を感じて乾燥を防ごうと、毛穴の奥から皮脂を過剰に出している可能性が高いのです。
そのような肌質は「インナードライ(肌内部は乾燥している)スキン」もしくは「オイリードライ・スキン(脂性乾燥肌)」と呼ばれています。
ではそんなオイリータイプやインナードライ・タイプの方は、どのようにメイクをすれば一日中マット肌でいられるのでしょうか。お出かけ前に仕込んでおきたい、お役立ちのテクニックを挙げていきます。
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◆まずは化粧水からテカリ防止
水分が足りないために皮脂分泌が増えているのなら、当然スキンケアの時点で肌に水分をきちんと補給しなくてはいけません。
しかしここでご注意を! もしも水分をたっぷりと取り入れたいがために、化粧水を含んだ手やコットンで執拗に顔を叩いたりこすったりすれば、肌にとっては逆効果。
というのも、強い力でパッティングなどを行って皮膚に刺激を与えると、繊細な肌の組織を傷つけてしまい、結果的にシミやシワ、赤ら顔の原因になってしまうためです。
またコットン使用の場合、その繊維が毛羽立っていれば、肌の角質細胞を知らずに細かく傷つけていることも。
そのため化粧水を付ける際は、手を使用する場合、清潔な両手の平に乗せてやさしく顔全体になじませるように染み込ませましょう。
コットン使用の場合は、化粧水を染み込ませた後にコットンを数枚に裂き、顔全体に乗せてパックするのが最も肌に負担がないでしょう。肌の質感がしっとりと冷たくなっていれば完了です。
◆保湿力のある乳液・クリームをオン!
化粧水の次には必ず乳液やクリームをつけましょう。
テカリや皮脂くずれを気にする方の中には「乳液・クリーム=べたつく油分」と思い、塗らない場合もあるようですが、これは誤りです。
化粧水で肌内部に水分を補給した後には、必ず乳液やクリームで油分と保湿成分をプラスし、肌を柔らかくしっとりとさせましょう。
なぜなら化粧水のみで終わらせてしまうと、肌内部から水分がすぐに蒸発してしまうため、保湿対策としては不十分だからです。
そこで乳液やクリームを選ぶ際に重要なのが、「保湿・保水力」に優れているかどうか。せっかく化粧水の上から乗せるのに、乳液に有効な保湿成分が入っていなければ、みずみずしい肌を守る効果が望めませんよね。
保湿・保水成分のなかでもおすすめの成分は、なんといっても「セラミド」。セラミドはヒアルロン酸などほかの保湿成分と比べても、ダントツの保水力を持っているのです。
特に「ヒト型セラミド」は、人間の肌に存在しているセラミドと似た化学構造を持っています。
そのため天然セラミドや合成セラミドなどよりも肌への親和性が高く、角質層を潤いで満たすことができるのです。
※ただしあまりに乳液やクリームを付け過ぎると、やはり崩れやテカリの原因になってしまいます。
乳液やクリームを軽く顔全体に塗った後は、出来れば5分程度置いてから、肌をこすらないように余分な油分はティッシュ・オフしてください。
◆ヒト型セラミド配合 ボタニカルモイストクリーム
大人の肌を整えるクリーム――まるで美容ラップ! 翌朝、ふっくら肌へ。
ボタニカルモイストクリームは、ヒト型である「セラミドEOP(旧表示セラミド1)、セラミドNG(旧表示セラミド2)、セラミドNP(旧表示セラミド3)、セラミドAP(旧表示セラミド6Ⅱ)を、豊富に配合。
乾燥してハリのなくなった肌のうるおいを保ち、バリア機能をUPします。
さらに3つの植物幹細胞エキス、ボタニカルウォーター、ビタミンC誘導体やコラーゲン、ヒアルロン酸も配合されて、年齢肌にもアプローチ! 透明感のある肌へと導いてくれます。
■「ボタニカルセンシティブシリーズ」各商品情報
・ボタニカルモイストクレンジングミルク 150g / 3,630円(税込)
・ボタニカルモイストウォッシュ 120g / 3,080円(税込)
・ボタニカルモイストローション 150mL / 4,180円(税込)
・ボタニカルモイストセラム 30mL / 5,280円(税込)
・ボタニカルモイストクリーム 30g / 4,620円(税込)
・ボタニカルセンシティブシリーズ お試しセット5日分(全5アイテム)WEB限定価格2,365円(税込)
◆メイク下地は各パーツの肌質に合わせて
テカリやメイク崩れが気になる場合、ファンデーションのモチを良くするために、スキンケア後はメイク下地を使用しましょう。
混合肌の方なら、テカりやすいTゾーン(額から鼻)と、乾燥しやすいUゾーン(顎から両ほほ)とで下地のタイプをかえて使い分けると、メイク崩れが防ぎやすくなります。
さらに崩れやすい小鼻周りは、スポンジの角や指の腹で、軽く叩きこむように付けましょう!
また乳液と同様、メイク下地も付け過ぎずに適量を肌になじませてから、数分置くのがポイントです。その後スポンジで押さえるかティッシュ・オフをしてください。
◆もうくずさない!ミネラルシルクマットベース
皮脂吸着パウダーが余分な皮脂を吸着してテカリやくずれを防ぎ、さらりとした肌を保つ「化粧くずれ防止下地」。
表面に膜を形成して皮脂を内側に抱え込むコーティング処方により、皮脂を広げることなく一日中キープします!
さらには肌の色素沈着を引き起こすブルーライトや、環境ストレスによる外部刺激からお肌をやさしく守ります。
クレンジング不要・石けんで落ちるので、過剰に皮脂を洗い去って乾燥肌・インナードライ肌になる心配もありません。同じくクレンジング不要のミネラルファンデーションとも好相性です!
◆リキッドもパウダーも薄塗りが鉄則
ファンデーションにはリキッドタイプやパウダータイプなどがあり、それぞれに特性があります。
乾燥肌の方は油分を足すためにリキッドタイプを使用することが多いようです。
しかしパウダーに比べて、要クレンジングのリキッドファンデーションが主流のため、クレンジング時に肌本来の皮脂まで取り除いてしまい、さらなる乾燥を招いている可能性があります。
結果的に乾燥肌、もしくはインナードライ肌になり、皮脂の過剰分泌により部分的にテカリが出ることも。
テカリやすい場合リキッドは避け、パウダータイプを使用するのがオススメです。しかし全体的に厚塗りすると、パウダーに肌の水分が吸収されるため、やはり皮脂の過剰分泌が起こります。できるだけ全体には薄塗りで、気になる箇所のみコンシーラーを重ねてポイントでカバーしましょう。
リキッドファンデを使用する際は、必ず仕上げにパウダーをオン。パウダーはパフもしくはブラシで顔全体に軽く乗せ、最後にパウダーのついていないパフかブラシで顔を一撫でし、余分なパウダーを落としてください。
◆手間を掛けた分、キレイ肌が続く
スキンケアの段階からちょっとしたひと手間の積み重ねで、メイクの持ちは期待以上に良くなります。
少し面倒に感じても、肌の状態が安定すれば化粧くずれも起こりにくくなるため、長期的には手間がなくなるはずです。
もしもスキンケアやベース、ファンデの塗り方に工夫を加えてもテカリが出る場合は、ティッシュで軽く皮脂を押さえた後、パウダーを乗せて程よいツヤだけを残しましょう。