どうにかしたい目の下のクマ(くま、隈)。3種類の色別「原因と対策」ですっきり目元へ。
2016/5/69289
朝のすっぴん時や夕方のお疲れ時に、鏡を見て驚くのが「目の下のクマ」。どれだけ肌がキレイでメイク乗りが良くても、クマがあるだけで透明感や若々しさが半減してしまうように感じませんか。
この困った存在のクマ――実は色によって原因が異なり、大きく分けて3種類あるのです。そこで、それぞれの原因と改善方法をご紹介します。
Contents
◆クマの種類をチェック
まずはあなたのクマの種類をチェック。目の下の皮膚を指で軽く下に引っ張ってください。
クマが薄くなった方は「青グマ」です。
薄くならなかった方は、次に「上を向いた状態の顔」を鏡で見てください。
クマが薄くなっていれば「黒グマ」、薄くならなければ「茶グマ」です。
◆青グマの原因と対策
青グマの主な原因は「血行不良」。目の周りを走る毛細血管の血流が滞っているのです。
血行不良の原因として考えられるのは、「冷え性」「眼精疲労」「睡眠不足」など。根本的な問題を解決するには、当然ですが「顔だけでなく身体全体が(クーラーや冷たい飲食物などで)冷えないようにして」「パソコン業務の間に数分、目を休ませ」「睡眠をシッカリ取る」ことが重要です。
さらに血行を促進させるために、ビタミンE配合のアイクリームで目周りをケアしましょう。
◆青グマ、疲れ目解消に効くツボ
1.眉頭の少し凹んだ部分のツボ「攅竹(さんちく)」
2.目頭のわずかに上の、凹んだ部分のツボ「晴明(せいめい)」
3.黒目中心から下がるとぶつかる「下瞼の骨のフチ」から、さらに1cm下にある凹んだ部分のツボ「四白(しはく)」
これらのツボを、5秒×3セット押しましょう。※眼球を圧迫しないように注意してください。
◆黒グマの原因と対策
黒グマの主な原因は「むくみ」もしくは加齢による「たるみ(シワ)」。下瞼が垂れることで影ができ、黒ずんで見えるのです。
たるみを解消するには、肌のハリを取り戻すことが先決です。肌細胞の弾力を司る「コラーゲン」を復活させるために、ビタミンC誘導体やレチノールの入ったアイクリームでケアしましょう。
また食事ではビタミンC摂取を意識的にすることで、むくみ・たるみのないハリ肌を作りましょう。
◆黒グマ、むくみ解消に効くツボ
1.黒目中心から下がるとぶつかる「下瞼の骨のフチ」から、さらに1cm下にある凹んだ部分のツボ「四白(しはく)」
2.目尻からわずかに外側にある凹んだ部分のツボ「瞳子髎(どうしりょう)」
これらのツボを、5秒×3セット押しましょう。※眼球を圧迫しないように注意してください。
◆茶グマの原因と対策
茶グマの主な原因は「色素沈着(シミ)」です。目をこすったりした時の影響で、メラニン色素が沈着してしまっている状態です。
いわゆるシミと同じため、美白対策を行うのがベスト。通常のスキンケア時に美白アイテムを目元にプラスしましょう。ピーリングで、くすみの原因となる余分な角質を落とすのもオススメです。
ただし、こすりすぎると更にシミになってしまうため、優しく塗ることを心掛けてください。紫外線対策も怠らず。
◆日常の中でクマを改善
それぞれのクマの特徴を知れば、その対策も的確なものとなります。老け顔にさせるクマと向き合って、毎日コツコツと改善していきましょう!
※もしもある時から急にクマが強く出だした場合は、なんらかの病気が原因の場合もあります。他にも気になる症状がある場合は、「たかがクマ」と放置せずに病院に行ってくださいね。