「ミネラルファンデーションは日焼け止め効果が不十分」という不安はもう終わり!
2016/3/412154
ミネラルファンデーションを選ぶ方の声として、「下地が不要」「日焼け止めが不要」「洗顔料のみで落ちる」――つまりは「クレンジングが不要」な点を挙げられることが多くあります。
クレンジングは肌表面の角層に負担を与えるため、できる限りパスするのが肌を健やかに保つには有効です。しかし紫外線(UV)の肌への影響はさらに大きく、無防備に浴び続けると角層の破壊と乾燥、肌組織内部のコラーゲンの減少などを引き起こします。
その結果、シミやシワ、くすみにたるみが促進されて、肌は老化の一途をたどるのです。
Contents
◆紫外線とは
紫外線(英語でUltra Violet. 略してUV)にはUV-A(紫外線A波)UV-B(紫外線B波)があり、それぞれに肌に悪影響を与えます。
※UV-C(紫外線C波)はオゾン層で吸収されます。
UV-Aは肌の奥の真皮層にまで届き、肌の弾力を作るコラーゲンやヒアルロン酸の元となる繊維芽細胞にダメージを与えます。さらにメラニン色素を活性化させるため、シミ・シワ・たるみを作り出します。
雲を通って降り注ぎ、ガラスも通り抜けられるため、曇りの日や室内でも注意が必要です。日焼けの度合いとしては緩やかなので、日常的にダメージを受けたことに気づきにくいのも難点。
UV-Bは紫外線の5%程度ですが、表皮(肌表面)に多大な炎症を与えます。急激な日焼けによって肌細胞が損傷し真っ赤なヤケド状態になったり、メラニン色素の沈着によって黒くなったりするのは、このUV-Bのしわざなのです。
◆日焼け止めクリームが苦手なら、パウダーのミネラルファンデを!
肌のために紫外線をカットするには、やはり日焼け止めアイテムは必要です。でも日焼け止めの圧迫感が苦手な方や、さらにはその成分によって肌荒れを起こす方も。そこでオススメしたいのが、洗顔料だけで落とせるパウダータイプのミネラルファンデーション。
でもミネラルファンデーションだけで本当に紫外線カットできるの? そんな不安を抱えている方にこそ、ミネラルファンデーションの日焼け止め効果についてご説明します。
◆ノンケミカルな日焼け止めと同じ成分
まずミネラルファンデーションには「酸化チタン」「酸化亜鉛」という成分が使われます。それらは紫外線散乱剤として、「ノンケミカルな日焼け止め」に使用されている成分でもあります。
ノンケミカルの日焼け止めは、通常の日焼け止めに配合されている紫外線吸収剤によって肌トラブルを起こす、敏感肌の方が選ばれる紫外線カット・アイテム。それと同じ役割をする成分が主に入っているミネラルファンデーションは、それ自体が「ノンケミカル日焼け止め」になっているのです。
※紫外線吸収剤:
紫外線を吸収し、そのエネルギーを熱や赤外線に変換する。また吸収剤自体の構造に変化が起こるため、時間が経つと紫外線カットの効果がなくなる。さらに、UV-Aを吸収するものは少ない。
なお、肌の上で化学変化を起こす有機化合物のため、体質によって肌荒れなどを起こす場合などがある。
※紫外線散乱剤:
光を反射する作用を利用して紫外線をカットする。また化学変化による構造破壊がないため、吸収剤に比べて効果も長く続く。さらに、UV-A、UV-Bともに防ぐことができる。
有機化合物ではなく、肌の上で化学変化も起こさないことから、吸収剤よりも肌荒れを起こしにくいとされている。
◆シルクパウダーがさらにUVカット
VINTORTEのミネラルファンデーションには、シルクパウダーも配合されています。
シルクパウダーもまた紫外線防止の効果を発揮してくれるため、パウダーに不足しがちな保湿力に加えて、UVカット力も充分にあります(「ミネラルシルクパウダーファンデーション」はSPF20 PA++相当)。
◆よりUVカット効果が高いミネラルファンデーションも
海・山のレジャーや炎天下でのスポーツのようなシーンではない限り、日常使いに適した紫外線カット効果が認められるミネラルファンデーション。
より効果が高いものを求められる場合は、通常よりもUVカットを重視したタイプのミネラルファンデーションも登場していますので、そちらもチェックされてみては(「ミネラルUVパウダーファンデーション」は最高基準のSPF50+ PA++++)。
「ミネラルUVパウダーファンデーション」の商品詳細はこちら
ただし、日焼け止め効果を少しでも長く持続させるためには、どのタイプであろうとも気になるたびに付け直しされることをオススメします。