アロマオイル、精油でストレス改善!香りの特徴と効能、簡単リラックス活用法
2017/2/225397
良い香りに包まれて気分をリフレッシュできれば、有意義な休息時間を過ごせると思いませんか。ここ数年で、入浴や就寝時にアロマを利用して、素敵な時間を過ごす女性は増えてきていますよね。
アロマ初心者でも迷わず自分に合ったものを選ぶためには、オイルの香りや特徴を知ることが大事――アロマオイルが女性にもたらす「うれしい効能」も合わせて紹介します。
※「アロマオイル」と「精油(英語名:エッセンシャルオイル)」は、厳密には別の種類のモノを指します。「精油」(エッセンシャルオイル)」が「100%天然」に対し、アロマオイルは「合成香料」が含まれています。
この記事では基本的に「100%天然」の精油のことを含め、「アロマオイル」という総称を使っています。
Contents
◆アロマオイルの香りの特徴とは?
アロマオイルの種類は200とも300とも言われています。その数百種類のアロマをブレンドして使用することもあるため、香りの種類はさらに豊富になります。
そんな全ての香りの中から、お気に入りを見つけることは大変なことですね。しかし、アロマの香りは大きく7つに分かれていますので、それさえ知っておけば好きな香りを早く見つけることができるのです。
1.フローラル系
花や葉などから抽出した精油。花を想像させる甘い香りで、女性からの人気が高いアロマです。
フローラル系の代表的なアロマオイルは、ラベンダー、ローズ、カモミールなどがあります。
2.ハーブ系
ハーブの花や葉から抽出した精油のため、スッキリした爽やかな香りが特徴です。
ペパーミントやタイム、ローズマリーなどがあります。
3.柑橘系
果物から精油を抽出。果実や果皮に似た万人に好かれる香りです。
グレープフルーツやレモン、マンダリンなどが代表的な柑橘系オイルです。
4.エキゾチック系
オリエンタル系とも呼ばれる香りは、まさに東洋のエキゾチックなイメージを与える香りです。
イランイラン、サンダルウッドなどが有名で、東南アジアなどの樹木や花から抽出した精油です。
5.樹木系
樹木の皮や葉などから抽出した精油。森林の爽やかなイメージの香りです。
ユーカリやティートリー(ティーツリー)、ヒノキなどが樹木系になります。
6.樹脂系
樹木系と同じく木から抽出したオイルですが、樹脂から精製したものは樹脂系の香りに分類されます。
ベンゾインやミルラ、フランキンセンスなど香りの持続時間が長いことも特徴です。
7.スパイス系
料理の香辛料として身近なブラックペッパーやシナモン、コリアンダーなどの精油です。
◆アロマオイルの代表的な効能
アロマの効能は様々ありますが、女性にうれしい3つの代表的な効能を紹介します。
1.肌トラブル
アロマオイルには、肌トラブルを解消する効果があると言われています。アロマオイルを使用し、新陳代謝をよくすることで乾燥肌やシワ、しみなどの改善に期待ができます。
皮脂分泌作用があり潤いを保つサンダルウッド、血行促進作用のあるゼラニウム、ローズウッドには細胞活性作用があります。
アロマオイルを使ったマッサージや、入浴時に「キャリアオイルに2,3滴垂らして薄めたアロマオイル」を数滴だけ入れたアロマバスでの入浴が良いでしょう。
※注1)合成香料を使用したアロマオイルはお肌に直接塗ることはできません。商品特徴をよくご覧になり、不安な場合は販売スタッフの方にご確認ください。
※注2)(お風呂に入れることができるオイルが前提)アロマオイルをそのままお風呂に入れると、お湯と混ざらずに原液がお肌についてしまい、お肌トラブルが起こりやすくなります。必ずホホバオイルやグレープシードオイルなどのキャリアオイルで希釈して使用しましょう。
また「アロマバス」専用の乳化剤も市販されていますので、そちらをご活用ください。
2.ホルモンバランス
多くの女性が悩むホルモンバランスの乱れにも、アロマオイルは効果を発揮すると言われています。女性ホルモンを増加させ、ホルモンバランスや自律神経を整える働きがアロマにはあるのです。
女性ホルモンであるエストロゲンに似た成分を含むクラリセージ、女性ホルモンを増加させると言われるローズ、子宮の強壮作用を持つイランイランなどがあります。
アロマポットやアロマバスで、蒸気から出る香りを楽しみましょう。
3.ストレス
多忙な日々で心身ともに疲れていると、どうしてもイライラしてしまいます。そんなストレス解消時にこそ、アロマが大活躍します。
アロマ代表のラベンダーには、気分を落ち着かせる作用や安眠をもたらす効果があると言われています。また、気持ちをリラックスさせるカモミールや、元気な気分にしてくれるオレンジスウィートもおすすめです。
ストレス解消には香りを感じることが一番です。アロマポットを使用したり、シーツやハンカチにオイルを数滴たらすのも良いでしょう。
アロマオイルは、数種類のオイルをブレンドして自分だけの香りを楽しむこともできます。最初は同じグループの香りを混ぜれば、失敗することはありません!
慣れれば別グループや効能によって混ぜ方を変え、是非オリジナルブレンドのアロマを作ってみてください。
※精油の原液はとても濃度が高く、刺激が強いものです。肌に使用する際には、必ずホホバオイルやグレープシードオイルなどのキャリアオイルで希釈して使用しましょう。