毎日バナナでニキビも便秘もさようなら!?バナナが隠し持つすごいパワーと摂取時の注意点とは?
2016/10/1019565
思春期ニキビから大人ニキビまで、長年ニキビに悩まされている方は、様々なニキビ改善方法を調べ、お試しになられているのでは。
そのなかでここ数年、「ダイエット」と合わせて「ニキビ・肌荒れに良い食材」として「バナナ」が取り上げられる機会が増えています。では一体なぜバナナがニキビ改善に良いと言われているのでしょうか。
◆ニキビと便秘の関係
ニキビの原因のひとつに「便秘」が挙げられます。
便秘とは、老廃物が腸内に長くとどまった状態のこと。排出されない老廃物はやがて腐敗し、腸内で有害物質を作り出します。すると腸内は悪玉菌が優勢に。
悪玉菌が増えるということは、反して善玉菌は少なくなります。すると善玉菌が作り出すビタミン類も減ってしまうことになるのです。皮膚細胞の生まれ変わり(ターンオーバー)を促進させる栄養が減ることで、肌荒れやニキビが起きてしまう結果に!
◆食物繊維&オリゴ糖
そこで注目なのが、バナナに含まれる食物繊維。バナナは「水溶性食物繊維」「不溶性食物繊維」の両方が豊富にバランスよく含んでおり、便秘解消に一役買ってくれます。
さらには善玉菌であるビフィズス菌のエサとなる「フラクトオリゴ糖」も、バナナは豊富。そのため腸内環境を整え、便通を良くする作用が満点なのです。
◆ストレスも大敵
バナナには、「セロトニン」という物質が含まれています。このセロトニンは精神を安定させ、ストレスを軽減する働きが認められています。
肌荒れ・ニキビの要因のひとつには、ストレスによるホルモンバランスの乱れが挙げられます。そのため、セロトニンを摂取することで精神的に安定し、免疫力が高まるなど身体全体が丈夫になることで、結果的にニキビ改善へとつながるのです。
◆抗酸化作用の高い栄養素
抗酸化作用のある食材は、体内の細胞の老化(=酸化によってサビる)を抑えるため、皮膚を形成する各細胞までも活性化させます。その結果、ターンオーバーが正常に行われるため、毛穴づまりしにくくなり、ニキビが出来にくい肌に。
バナナには抗酸化作用の高いビタミン類(B2、B6、ポリフェノールなど)が豊富に含まれています。そのため美肌だけではなく、カラダ全体の健康維持に効果があるのです。
◆バナナは1日2本まで
バナナは便通を整え、栄養素も豊富なため、美肌づくりのほかに「ダイエット」にも適していると言われています。しかし甘みがある分「糖質が高い」のがネックにも。
そのため、バナナは1日2本までの摂取にし、「朝に1本、夜(夕食前)に1本」というように、分けて摂ることをオススメします。
朝はバナナのパワーを取り込んで元気に、夜は夕食前に摂ることでダイエット効果まで期待できます。
◆カラダの中から改善を
お薬ではないため、バナナの効果は数日では実感しにくいことも。
しかし試しに1ヶ月間続けて、バナナを毎日摂取してみてください。腸内環境から変化が起こり、お肌も気持ちも上向きになれるかもしれませんね。