ノンケミカルってなに?紫外線吸収剤と散乱剤の仕組みとメリット・デメリットを知りましょう。
2017/5/216015
ここ数年、紫外線(日焼け)による肌へのダメージが取りざたされ、日焼け止めクリームやUVパウダーなど、UVケアアイテムの重要性がかなり広く認知されるようになりました。
しかし意外にも、日焼け止めアイテムがなぜ日焼けを防止できるのか、その化学反応の仕組みについて疑問に思う方は少ないかもしれませんね。そこでここでは、日焼け止めアイテムに使われる成分とその機能・仕組みについて、ご説明していきます。
◆紫外線吸収剤の仕組み
日焼け止めに使われる成分には、現在2種類が存在します。一つは「紫外線吸収剤」、もう一つは「紫外線散乱剤」と呼ばれるものです。
昔からよく使われていたのが「紫外線吸収剤」という有機化合物。吸収剤という名前どおり、この成分は「自らが紫外線を吸収する」ことで、肌に紫外線が届かないようにしています。
紫外線吸収剤は紫外線を防ぐ力が強いため、UVカット効果の高い製品ほど使用されている事が多いのですが、残念ながら人によっては肌荒れを起こしてしまう場合があります。
というのも、この成分は紫外線を吸収した際に、「化学反応」を起こし熱を発するため、それが刺激となるからです。※熱く感じるほどの熱ではありません。また、全ての方に刺激がある訳ではありません。
さらに、紫外線を浴びて化学反応を起こす度に、成分の分子が壊れてしまうため、効果が長く持続せず、こまめに塗り直す必要があります。
ではなぜ日焼け止めアイテムに多く使用されているかと言うと、紫外線吸収剤は「透明」で、テクスチャーも「なめらか」に作ることができやすいため。白浮きせずに塗れることが、使用者に好まれるのです。
◆紫外線散乱剤の仕組み
紫外線散乱剤もまた名前どおり、鏡が光を反射させるように、紫外線を「散乱(反射)」させることで肌に届かないようにしています。
紫外線吸収剤と異なり、紫外線散乱剤は化学反応を起こしません。そのため「紫外線吸収剤」を使った日焼け止めでかぶれやすい方でも、使用しやすくなっています。
※全ての方に刺激がないわけではありません。
また化学反応を起こさないということは、分子が壊れにくいため、UVカット効果が長時間続きます。なお、紫外線散乱剤は「有機化合物」ではないため、「ノンケミカル」と表示されます。
ではなぜすべての日焼け止めアイテムが、(紫外線吸収剤ではなく)紫外線散乱剤を使用しないのでしょうか。それは、散乱剤が「白浮き」しやすいからです。そのため「透明感」を重視すると、紫外線吸収剤を採用するケースが多いのです。
ただし、最近では技術の進歩により、紫外線吸収剤の成分をカプセルで包み、肌への刺激を少なくしたり、紫外線散乱剤の白浮きが改善された製品が開発されています。
◆ノンケミカルなのに白浮きしない日焼け止めクリーム
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