肌美人の一歩は酸化防止!肌の酸化を防ぐスキンケア3つのポイント

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2017/11/830602

「肌サビ」という言葉をお聞きになったことはありますか? あまり知られていませんが、なんと「金属のサビ」のような現象が、私たちの肌にも起きているのです。

美しい肌の女性のアップ

肌の老化を進行させ、肌トラブルを引き起こす恐ろしい肌のサビ。その原因とサビを防止するためのスキンケア方法をご紹介します。

◆肌サビってなに?原因は?

鉄が酸素に触れることで酸化し、サビ(錆)て茶色くなるのと同じように、肌も「酸化してサビる」のをご存じでしょうか? 実はその「酸化」が原因となり、年々シワやシミ、くすみ、たるみなどの肌悩みが増え、お肌の老化が加速してしまいます。

肌の酸化には「活性酸素」が大きく関わっています。活性酸素とは本来、身体の免疫力を上げるために必要な物質なのですが、増え過ぎると肌細胞をはじめ、身体の各細胞に悪影響を与えてしまう諸刃の剣でもあります。

「紫外線が肌に悪い」ということをご存じの方は多いかと思います。しかしそれは単純に「肌が焼けてシミができるから」ではありません。厳密には、「紫外線が活性酸素の発生に影響を与えるから」なのです。

私たちの身体は紫外線を浴びると、その害から身を守るために体内で活性酸素を大量に作ります。しかしこの増えた活性酸素によって、皮肉にも肌の酸化までもが進行してしまうのです。

活性酸素による酸化の働きは、体内にある「抗酸化酵素」の働きで防ぐことができます。しかしあまりに活性酸素が増え過ぎると、残念ながら抗酸化酵素が足りずに防止し切れません。また、加齢に伴い、抗酸化酵素の働きは弱くなります。

防ぎ切れず残った活性酸素がシミの原因である「メラニン色素」を増やし、肌の弾力を司る「コラーゲン」を少なくするために、シミやシワなどの肌トラブルが起こるのです。

また肌のターンオーバー(新陳代謝)もスムーズに行われなくなるため、いつまでの古い角質細胞が肌の上に残り、厚い角質層を作って肌をくすませたり、毛穴に詰まってニキビの原因になったりとすることもあります。

◆酸化防止のためのスキンケア3つ

活性酸素を増やし過ぎないためには、紫外線などの外的刺激から肌を守ることが大切です。ビタミンCやE、βカロチンなど抗酸化物質を含む食事とともに、スキンケアにも力を入れましょう。

◆酸化防止スキンケア1.UV(紫外線)ケア

夏の強い日差しだけではなく、春秋冬の空からも紫外線は容赦なく降り注いでいます。

たとえば残暑の9月と春先の4月は、ほぼ同量の紫外線量が観測されています。また真冬時や曇り、雨天であっても、紫外線が降り注いでいることには変わりません。そのため気温や天気に関わらず、外出時には日焼け止めクリームを使用しましょう。

ただし紫外線カット数値が高いモノの中には、肌に負担をかけやすい製品もあるため、ここでも注意が必要です。

日焼け止め効果による肌荒れを避けるためには、敏感肌でも使用できる成分を配合していたり、反対に負担がかかる成分は無添加であったり、またはあまり数値が高過ぎなかったりと、ご自身の肌質にあった日焼け止めアイテムをご使用になることをオススメします。

また日焼け止めアイテムは、1日のうちに何度かこまめに塗り直すこともポイントに。なぜなら紫外線カット成分として「紫外線吸収剤」が配合されている場合、紫外線吸収剤が紫外線を吸収すると肌の上で化学反応を起こし、分子が壊れていくからです。そのため数時間で紫外線カット効果がなくなってしまいます。

「紫外線散乱剤」(「ノンケミカル」と表示)を使用している場合、紫外線散乱剤は紫外線を跳ね返すため、その成分自体が壊れることはありません。そのため紫外線吸収剤と比べて効果は長持ちします。しかし汗や手洗いなどでどうしても取れてしまうため、やはりきちんと紫外線を防止するには、数時間ごとに塗り直すことが推奨されます。

紫外線・環境ストレスから守る敏感肌用日焼け止めクリーム!

新ミネラルUVクリームメイン

敏感肌さんでも安心して日焼け止めクリームを使ってほしい――そんな想いからミネラルコスメブランドのVINTORTE(ヴァントルテ)が開発したのが、石けんで落ちる敏感肌用日焼け止めクリーム『ミネラルUVクリーム』です!

『ミネラルUVクリーム』は100%自然素材で作られた【SPF50+PA++++】(国内最高UVクリームカット値)のリキッドタイプの日焼け止めベース。

紫外線をしっかりと防ぎながら、エーデルワイスを中心とした6種の植物エキスと3種の植物オイルが、乾燥ダメージを受けた肌をしっとりと包む込み、キメを整えます。

またPM2.5などの大気汚染物質が影響してくる「環境ストレス」からも繊細な肌をガード。

なめらかに伸びてべたつかず、顔全体をトーンアップさせ、ナチュラルなツヤを与えます。毛穴をふさがず、石けんで簡単にオフできるのも魅力的。

お化粧下地としてもボディ用としても使え、(石けんで落とせるため)お子様もご使用になれるほどに優しい使い心地です。

■ミネラルUVクリームの商品詳細はこちら!

◆酸化防止スキンケア2.抗酸化成分を活用

美肌のために欠かせないビタミンC。そのビタミンCを効果的に肌に浸透しやすくしたのが「ビタミンC誘導体」です。

ビタミンCは抗酸化作用だけでなく、シワ予防に欠かせない「コラーゲンの生成」なども期待できる美肌成分。そのためうっかり紫外線を浴びる前に、ビタミンC誘導体配合の化粧水をたっぷりとつけて事前にカバーしましょう。もちろん日焼け後のスキンケアにも効果◎。

※「ビタミンC誘導体」には複数あり、性質も多少異なります。「APPS」は通称「スーパービタミンC誘導体」と呼ばれています。

例)
■水溶性ビタミンC誘導体:リン酸アスコルビン酸3Na、リン酸アスコルビルNaなど
■油溶性ビタミンC誘導体:イソパルミチン酸型ビタミンC誘導体(VCIP)など
■両親媒性ビタミンC誘導体(水溶性+油溶性):パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na(APPS)

また最近では、ビタミンC以上の抗酸化力をもつ美容成分配合のスキンケアアイテムも多種多様に開発されています。それらの効能や肌への優しさをチェックした上で、通常のスキンケアにプラス・ワンしてみては?

◆酸化防止スキンケア3.ターンオーバーを促進

活性酸素が増えて酸化しサビた肌は、ターンオーバー(新陳代謝)が乱れています。そのため、正常な周期では剥がれ落ちるはずの角質細胞が肌表面に居座ることになり、結果としてシミやシワ、くすみ、大人ニキビなど肌荒れの原因となります。

夜にはきちんとメイクを落とし、すぐに保湿をしっかり行う――このような基本的なスキンケアこそが、ターンオーバーを正常な周期に戻すことにつながります。

抗酸化作用のある食材例

肌をサビさせる酸化は、紫外線だけのせいではありません。活性酸素を増やす原因には、ストレスや喫煙、寝不足、脂質の多い偏った食生活なども挙げられます。

1日のメイクや汚れをしっかり洗い流し、質の良い睡眠をとることでストレスも軽減します。抗酸化作用のある栄養素をバランス良く取り入れるために、食生活も見直してみましょう。

【抗酸化作用のあるおすすめ食材例】バナナ、大豆、アーモンド、キャベツ、カボチャ、ニンジン、アボカド、ショウガ、ニンニク、ネギ、緑茶、ベリー類

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