敏感肌にダメな食べ物、イイ食べ物って?食生活を見直してお肌と体の元気を取り戻しましょう!

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2017/11/143206

元々アトピー性皮膚炎など、外界からの刺激に過敏に反応してしまう体質の方から、大人になって突然肌トラブルが起こるようになってしまった方までを対象に、ここ数年で「敏感肌(センシティブスキン)」という言葉が頻繁に使われるようになりました。

敏感肌に悩む女性
その原因のひとつに、食生活の変化が挙げられます。食事に様々な選択肢が出来た分、不摂生による栄養の偏りが出てきてしまい、その影響が肌にも及んでいるのです。

そこで、お肌と体のためにぜひ摂ってほしい食べ物についてご説明します。

◆美肌にあまりオススメでない食べ物

ここ数日の食事を思い出してください。ラーメンやパスタなど、炭水化物が多くありませんか?

炭水化物でお腹を膨らましていると、肌細胞を新しく生成する栄養素の摂取量が減るため、必然的に健康的な肌を得ることができません。

また炭水化物とは「食物繊維」と「糖質」を合わせたもの。そのため炭水化物ばかりを多く摂取していると、肌を含め細胞が「糖化」(砂糖を熱すると茶色く焦げ付くような現象)してしまい、老化を早めてしまいます。

肌の老化現象とは、シミ・シワ・たるみはもちろんのこと、肌のゴワつきや肌荒れなど、敏感肌の症状までも含まれます。

美肌づくりのためにも、炭水化物の過剰摂取は控えましょう。ちなみに炭水化物は穀類や砂糖に多く含まれているため、それらを使ったお菓子やパン類も該当しますよ!

【炭水化物が多い食材例】
●穀類:白米、パン、(パスタ、うどん、そばなどの)麺類、コーンフレークなど
●いも・根菜類:じゃがいも、さつまいも、ニンジン、れんこん、かぼちゃなど
●甘いお菓子類:ケーキやクッキー、スナック菓子、清涼飲料水など砂糖が多く使用されているモノ

※炭水化物は人間にとっての3大栄養素のひとつであり、体内で分解されると「ブドウ糖」となって脳・体のエネルギー源となります。

そのため「炭水化物ダイエット」などを行い、炭水化物を過度に摂取しないでいると、脳も体も疲れやすくなり、肝機能を悪くしてしまうためご注意ください。

◆冷たい飲食物で体を冷やさない!

肌のために栄養を摂ろうと生野菜ばかりを食べるのは、あまりオススメできません。というのも、冷たい飲食物は血行を低下させるため、肌の代謝が悪くなるのです。

野菜を食べる時は温野菜にするなど、「生」ばかりを摂取しないように意識しましょう!

※飲食物ではありませんが、タバコも血行不良を引き起こすため、肌にとって良くありません。

◆アルコール、カフェインは適量を

過剰に摂取すると、肌の生成に必要な栄養素や水分を余分に排出または消費するため、肌にまで水分・栄養素が行き渡らなくなります。

また日本酒やビールなど、お酒の種類によっては糖質が多いために、肌の糖化を促進させてしまいます。

さらにコーヒーなどに含まれるカフェインは、(後述する)ビタミンCを破壊してしまうため、美肌づくりを阻害してしまいます!

◆肌のために摂取したい栄養素と含まれる食べ物

体内で作ることがほぼ出来ないビタミン類。そのため食事から積極的に体に取り込む必要があります。そのなかでも特に健康な肌に欠かせないものとして、ビタミンCとAが挙げられます。

1:ビタミンC

抗酸化力が強いため、酸化による肌の老化を防ぎます。またメラニン色素に働きかけるため、シミを薄くし予防します。さらにタンパク質・鉄分とともにコラーゲンを生成し、肌にハリを与えます。

【ビタミンCが多い食材例】
●ピーマン・パプリカ類、芽キャベツ、ケール、ブロッコリーなど
●アセロラ、キウイフルーツ、柿、いちご など
●ハム、ベーコン

※体外に排出されやすいため、毎食ごとに分けて1日分を摂取しましょう。

2:ビタミンA

粘膜や皮膚を正常に保ち、免疫作用を維持します。

【ビタミンAが多い食材例】
●鶏・ブタのレバー
●ニンジン、かぼちゃ、モロヘイヤ、しそ、ほうれん草など
●うなぎ、銀だら、あなご など

◆栄養素をバランスよく

肌を含め、体を作る元となるのは食事から摂る栄養素です。忙しさにかまけて食事をおろそかにすると、結局は自身の体の不調に繋がってしまいます。

肌と健康によい食材のイメージ

なかなか治らない敏感肌に悩まされているのなら、まずは食生活から改善してみましょう!

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