敏感肌こそ紫外線対策で美白!光老化防止にパウダーファンデがなぜいいの?
2017/6/217967
敏感肌だから、日焼け止めクリームやファンデーションを塗ると肌が余計に痛んでしまう――このように考えて、紫外線(UV)カット機能のある化粧品やメイク自体を避けている敏感肌さんは多くいらっしゃいます。
しかしファンデーションどころか、日焼け止めクリームやUVカット効果のある化粧下地などの「紫外線対策」を一切行わない場合、当然ですが紫外線を直接お肌に受けてしまいます。
すると紫外線は肌内部にまで届くため、将来生まれてくる肌細胞にまでダメージが蓄積されるのです!
このように長年の紫外線ダメージをため込んでしまってからでは、どれだけ外から美白美容液などを塗っても、肌深部から生まれてくる肌細胞自体に元気がないため、敏感肌は改善されません。
それどころか肌老化が早まり、顔全体のくすみからシミやシワ、大人ニキビなど、肌トラブルやエイジングの悩みがますます増えることに!
Contents
◆肌老化の原因は紫外線が8割!?
意外に思われるかもしれませんが、実は「肌老化の8割」は紫外線によるもの。つまり加齢による肌老化は、たったの2割なのです。また、この紫外線の悪影響で起こる肌老化は「光老化」と呼ばれています。
ではなぜ紫外線によって肌荒れ、シミ、シワ、大人ニキビなどの肌トラブルが起こるのでしょうか。
紫外線はUV(“Ultra Violet”の略)とも呼ばれますが、さらに波長の長さによって
①UV-A(紫外線A波)
②UV-B(紫外線B波)
③UV-C(紫外線C波)
の3つの波に区別されます。※Aが一番波長が長く、Cが一番波長が短い。
現在のところ、UV-C(紫外線C波)はオゾン層によってブロックされているため、地表に降り注ぐ懸念はほぼありません。そのため現時点では、人体に影響を与えるのはUV-A(紫外線A波)とUV-B(紫外線B波)と考えてよいでしょう。
◆UV-A(紫外線A波)がシワの原因に!?
肌は表面から「角質層」「表皮」「真皮」の3層から作られています。UV-A(紫外線A波)はこれら3層の一番奥である「真皮」にまで届き、真皮にあるコラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンなどの線維芽細胞を壊したり変性させたりします。
たとえばコラーゲンはいわゆる「お肌のハリ・弾力」の元。30代を越えると、加齢によって体内で生成されるコラーゲン量自体も減ってしまうため、UV-A(紫外線A波)によって壊されてしまうと、ますますハリ・弾力低下が加速してしまうのです!
さらにヒアルロン酸やエラスチンなどは天然の保湿・保水成分のため、これらが壊されると肌の奥から乾燥してしまいます。すると、肌表面にどれだけ保湿クリームを塗布したりスキンケアを施しても、肌乾燥の根本的な解決にはなりにくいのです。
UV-A(紫外線A波)はオゾン層を通過しやすいため、UV-B(紫外線B波)の20倍以上も地表に降り注いでいると言われています。また雲や(UVカット加工のされていない)窓ガラスも通過するため、曇り空や室内であろうとも、日常的にUV-A(紫外線A波)を肌に受けている可能性が高いのです。
UV-A(紫外線A波)はじんわりと肌に浸透して弾力を奪っていくため、日焼けによる赤みなど、視覚的にはわかりにくいのが特徴的。そのため後になって慌てて美白スキンケアなどを行っても、若い頃ほどのエイジング効果が出にくいのです。
◆UV-B(紫外線B波)がシミ・炎症の原因に!?
UV-B(紫外線B波)はUV-A(紫外線A波)よりも波長が短いため、届くのは肌表面に近い「表皮」まで。また、紫外線全体の5~10%程度です。
※最近ではオゾン層の破壊によって、UV-B(紫外線B波)が地表に届く量が増えているという報告があります。
しかしUV-B(紫外線B波)はエネルギー量が高いため、UV-A(紫外線A波)よりも激しく肌に炎症を与えます。
UV-B(紫外線B波)によって肌表面の細胞が焼けると、赤みや炎症、ひどい場合は水ぶくれややけど状態(サンバーン)となり、メラニン色素が増加することで日焼け(サンターン)状態となります。影響が大きい場合は、皮膚がんを引き起こす原因にも。
さらに肌だけではなく、白内障などのリスクもUV-B(紫外線B波)は高めると言われています。
◆紫外線カット指数「SPF、PA」ってなに?
日焼け止めアイテムに書かれている「SPF、PA」とは何を表してるのか、ご存じでしょうか。
SPFとはサンプロテクションファクター(Sun Protection Factor)の略。UV-B(紫外線B波)をカットして、どれだけの時間「肌が赤くならない」か、目安時間を数値で表しているのです。
たとえばSPF20の場合、
「その人が通常紫外線によって肌が赤くなる時間」(分)×20倍
の時間、UV-B(紫外線B波)をカットすることで肌が赤くならないよ、という意味なのです。
つまり、「何も塗らなければ10分で肌が赤くなる」人がSPF20の日焼け止めアイテムを使用したら、「10分×20倍=200分」までは肌が赤くならない、と判断できます。
したがって、同じ日焼け止めアイテムを同じ量塗っても、元々の肌が赤くなる時間によって、効果持続時間は変わってくるのです。
次にPAとは、プロテクショングレイドオブUVA(Protection Grade of UVA)の略。UV-A(紫外線A波)をどれだけ防止できるのかの目安を表しています。
こちらはSPFとは異なり、単純に「+」が増えるほどにUV-Aカット効果が強くなります。
◆敏感肌にオススメのファンデーションとは
紫外線による肌への悪影響は分かったけれど、やっぱり日焼け止めアイテムは苦手……。そんな敏感肌の方にオススメしたいのが、パウダーファンデーション。
実はパウダーファンデーションに含まれる「酸化チタン」は、紫外線を跳ね返す働きがあるため、紫外線対策としても有効なのです。
そのためどうしても日焼け止めクリームやUVカット値が高いメイクアイテムに苦手意識がある場合は、日焼けによる炎症、シミ・シワなどを予防するために、(特別な美白アイテムではなく)少なくともパウダーファンデーションをご使用になられることをオススメします。
◆敏感肌にはクレンジング不要のファンデーションを!
さらには、敏感肌の方には油分が配合されていない、つまりは「クレンジングが不要な」ファンデーションをオススメします。
なぜなら敏感肌の方の多くは、メイクアイテム以上にクレンジング剤によって肌を痛めたり、乾燥させている可能性が高いからです。
クレンジング剤にもさまざまな種類がありますが、特に洗浄力が一番強い「シートタイプ」や「オイルタイプ」の場合、界面活性剤が多く配合されているために、天然のバリア機能を果たす「皮脂膜」まで取り去ってしまいます。
そのためクレンジングによるリスクを避けるために、「クレンジング不要、洗顔料・石けんだけで落とせる」ファンデーションがオススメなのです。
またその他にも、敏感肌さんが紫外線・美白対策としてパウダーファンデーションを選ぶ際の、チェックポイントを以下に挙げます。
◆ファンデ選び1:直接お肌に塗ることが出来るかどうか
日焼け止めクリームや下地の成分がお肌に合っていない場合を考慮し、「そのファンデーションのみ(単体)で使用出来るかどうか」も重要なポイントに。
日焼け止め製品には、紫外線をカットする役割として「紫外線吸収剤」もしくは「紫外線散乱剤」が使用されています。
日焼け止めアイテムでかぶれやすい方は、「紫外線吸収剤」の化学反応が刺激となっているケースが多いため、「ノンケミカル(=紫外線散乱剤を使用している)」な日焼け止めを代わりに使用されることが増えてきました。
しかしどうしても日焼け止めアイテムに苦手意識がある場合は、スキンケア後に直接お肌に塗布できるファンデーションを選びましょう。
◆ファンデ選び2:日焼け止め、紫外線防止効果があるかどうか
紫外線は肌に多大なダメージを与え、後々までシミ、シワ、くすみ、その他の肌トラブルを招く原因となります。そのため、ファンデ単品でも紫外線を防ぐことができるアイテムかどうかも重要です。
先述したように、そもそもパウダーファンデーションは、その粒子が紫外線を跳ね返す力を持っているため、(UVカット効果を強化したものでなくても)日常的なシーンなら十分な日焼け止め効果を担います。
そのため敏感肌でファンデーション選びに悩む方は、「クレンジング不要」「単品使いが可能」なパウダーファンデーションがオススメです。
◆おすすめパウダーファンデ:ミネラルUVファンデーション
紫外線カット・ベースメイク・保湿ケアがこれひとつで完了する「ミネラルUVファンデーション」。シミ・ソバカスをしっかりとカバーしながら、毛穴レスな透明感のあるツヤ肌へと導きます!
シリコン、石油由来界面活性剤、タルク、紫外線吸収剤など9つの成分を不使用。余分な成分が入っていないので毛穴をふさがず、石けんで簡単にメイクオフできますよ。
※酸化チタンを水酸化Alでコーティングしているため、酸化チタンによる肌酸化の心配はありません。
天然ミネラルパウダーでテカリ崩れも防止。シルクの保湿効果でしっとり潤う新感覚なパウダーファンデーションです。
SPF50+ PA++++の国内最高UVカット数値で、お肌にやさしく紫外線はカット。メイク下地なしで、直接専用パフでクルクルポンポンしてくださいね。
「ミネラルUVファンデーション」商品詳細はコチラ
◆おすすめフェイスパウダー:ミネラルUVパウダー
肌にやさしく紫外線をカット、UV-A・UV-Bからお肌を守るノンケミカル(紫外線吸収剤不使用)な日焼け止めパウダー。クリアな色で軽い付け心地なので、メイクの上からでも何度でも塗りなおし可能です!
シリコン、石油由来界面活性剤、タルク、紫外線吸収剤など9つの成分を不使用。余分な成分が入っていないので毛穴をふさがず、石けんで簡単にメイクオフできますよ。
※酸化チタンを水酸化Alとステアリン酸でコーティングしているため、酸化チタンによる肌酸化の心配はありません。
また、天然ミネラルパウダーでテカリ崩れも防止。シルクの保湿効果でしっとり潤う新感覚なフェイスパウダーです。
SPF50+ PA++++の国内最高UVカット数値で、お肌にやさしく紫外線はカット。ナチュラルメイク派なら、スキンケアの後に直接塗ってもOK! メイク下地やリキッドファンデーションの上から、メイク崩れ防止に押さえても◎。
ファンデーションのように色が付かないため、どんな肌色の方にでも合いやすく、使い勝手抜群です!
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