クレンジングの正しいやり方とは?基本から解説!

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2022/9/1101

メイクをした日は、ほとんどの方が使用されるクレンジング。夜のスキンケアの最初のアイテムですが、実際にはなんとなくなじませて洗い流しているだけ……、という声は少なくありません。

クレンジングの正しいやり方とは?基本から解説!

そこでここでは、スキンケアアイテムとして重要な役割を持つクレンジングに注目! クレンジングの正しいやり方や選び方など、見過ごされがちなクレンジングの基本情報をまとめてご紹介します。

クレンジングの必要性

クレンジング(剤)とは、メイクや皮脂汚れ、日焼け止めなどを落とすために使用するスキンケアアイテムを指します。

化粧下地やファンデーションなどのベースメイクや、アイカラーやチークなどのカラーメイクの多くには、一般的に油分が含まれています。

そのためクレンジングには、主にこれらの「油性の汚れ」となじむ洗浄成分が配合されており、油分を含む汚れをすっきりと落とすために使用するのです。

クレンジングと洗顔の違い

クレンジングと洗顔料の違いが分からない、という方は少なくありませんが、それぞれに特徴が異なります。

通常クレンジングは、メイク汚れや余分な皮脂・角栓などの「油性の汚れ」を落とすことを目的に作られています。対して洗顔料は、汗やホコリ、古い角質などの「水性の汚れ」を落とすことを目的に作られています。

そのため、朝の素肌には洗顔料を使用し、メイクをした日の夜には、その日のメイク汚れを洗い落とす使い方が一般的なのです。

W洗顔不要のクレンジングとは?

「W洗顔(ダブル洗顔)」とは、クレンジングを使った後に洗顔料でもう一度顔を洗うこと。

そのため、「W洗顔不要のクレンジング」とは、クレンジングの後に洗顔料でもう一度洗う必要がない、クレンジングだけで洗顔が終了するクレンジング剤を指します。

ではなぜこのような「W洗顔不要のクレンジング」があるのでしょうか。その理由は、クレンジングと洗顔料で2度洗うことで、肌が乾燥や摩擦ダメージを受けやすくなるため。

肌表面には、乾燥を防ぎ外部刺激を防ぐ天然のバリア機能があります。そしてこのバリア機能を担っているのが、皮脂で作られる皮脂膜や、保水成分のセラミドや水分などを保持する角層です。

バリア機能が正常な肌と低下した肌

ですが、洗いすぎによって皮脂膜を作るのに必要な皮脂までも取り除かされると、バリア機能が低下。すると肌内部の水分が蒸発しやすくなり、肌の乾燥が進んでしまうのです。

また、繰り返し洗顔することで、肌への摩擦リスクも高まります。

そのため、クレンジングと洗顔料、それぞれの特徴を兼ね備えた「W洗顔不要のクレンジング」をメイクを落とす際に使うことで、洗いすぎによる乾燥や摩擦の負担を軽くすることが期待できるのです。

クレンジングの正しいやり方

次に、クレンジングの正しいやり方について見ていきましょう。

手を清潔にする

まずは両手を石けんで洗い、手についている油分や汚れ、雑菌などを落とします。顔に手の汚れを移さないように、清潔な状態にしましょう。

その後、タオルで手についた水分をよく拭き取り、手を乾いた状態にします。

ポイントメイクを落とす

ウォータープルーフのマスカラやアイラインなどのアイメイク、リップなどのポイントメイクを使用している場合は、ポイントメイク専用リムーバーで先にオフするようにしましょう。

落ちにくいポイントメイクを一度に落とそうとすると、ゴシゴシと強く肌をこすることになり、肌の負担が大きくなるリスクがあるためです。

※通常のクレンジングで落ちる程度のメイクの場合は、専用リムーバーは不要です。通常のクレンジング剤で、指先などを使って丁寧になじませて汚れを落としましょう。

適量のクレンジングを手に取る

クレンジングは、メーカー指定の適量か少し多めに取ります。

適量のクレンジング剤イメージ

もったいないからと少量使いをする方も見られますが、それではメイク汚れが十分に取れないため肌トラブルにつながり、肌に摩擦を与えてしまうリスクも高まります。必ず、少なくともメーカー指定の適量をきちんと使うようにしましょう。

なお、基本的にクレンジングは、乾いた手に取るようにしてください。

Tゾーンから肌にのせる

手のひらに取ったクレンジングを手のひらの上に広げて、両手で人肌に温めます。このひと手間で汚れとなじみやすくなります。

クレンジングを手のひらの上に広げて、両手で人肌に温める

次に、まずは皮脂分泌量の多いTゾーン(額から鼻にかけて)に、クレンジングをクルクルと優しく円を描くようにして伸ばします。毛穴の汚れが気になる小鼻は、指先を使って優しくなじませましょう。

その後、頬、口元の順番に優しく円を描くようにして伸ばします。メイク汚れが浮き上がるイメージで、手のひら全体で顔を包みこみ、少し顔を持ち上げるようにしてなじませましょう。

ぬるま湯でしっかりとすすぐ

顔全体のメイクがクレンジングとなじんだら、32~34度程度のぬるま湯で顔全体をしっかりとすすぎましょう。

冷水を使用すると毛穴が閉じるため、毛穴に詰まった汚れが取れにくくなります。また熱すぎるお湯を使用すると、肌のバリア機能を守るために必要な皮脂まで溶け出して洗い流され、肌が乾燥してしまうからです。

肌トラブルが起こらないように、すすぎ残しやすい髪の生え際やフェイスラインなども丁寧にすすぐようにしてください。目安として、約20回すすぐことをおすすめします。

清潔なタオルで水分を吸い取る

最後に、清潔なタオルを優しく肌に押し当てるようにして、水分を吸い取ります。

タオルでゴシゴシとこすって、肌にダメージを与えないようご注意ください。

クレンジングを正しく行うポイント

クレンジングを効果的に正しく行う際のポイントをおさらいしましょう。

適量を必ず使用する

1回のクレンジングの適量は製品によって異なるため、必ず製品に書かれているメーカー指定の適量をチェックしましょう。不明な場合、基本的には500円玉大が目安になります。

ですが、多くの方が少量になりやすいため、ご自分がイメージする「500円玉大プラスの量」を使用して、肌に負担をかけずにきちんとメイク汚れを落とすようにご注意ください。

ポイントメイクは別で先に落とす

落ちにくいアイメイクやリップをご使用になった時は、専用リムーバーを使って、先にポイントメイクだけを丁寧に落とすようにしましょう。

ポイントメイクを落とすイメージ

なお、専用リムーバーがない場合も、先にお手持ちのクレンジング剤でポイントメイクだけを落とし、マスカラやリップなどのメイク汚れが顔全体に広がらないようにご注意ください。

目もと・口もとは乾燥しやすくデリケートな部位でもあるため、ゴシゴシと強くこすったり、何度も洗浄力の強いクレンジング剤で洗ったりしてダメージを与えないように、保湿成分入りのクレンジング剤で優しく落とすようにしましょう。

アイラインやマスカラがまつげの根元に残りやすい場合は、綿棒にクレンジング剤をしみこませて、優しくなじませながら拭き取るとオフしやすくなります(目を傷めないようにご注意ください)。

スペシャルケアにクレンジング兼マッサージ

スペシャルケアとして、クレンジングと同時にマッサージをするのもおすすめです。保湿・美容成分配合のクレンジング剤を使って、肌に負担なく軽やかに以下のマッサージをプラスしましょう。

■口周り・小鼻マッサージ
※口もとの縦ジワや小鼻の毛穴の詰まりを予防します。

①口もとは細かな凹凸があるため、指先を使って丁寧に軽いタッチでクルクルとマッサージします。血流をアップさせて肌を柔らかくする効果が期待できます。
②小鼻の脇や小鼻の毛穴は、指先を使って下から持ち上げるようにしてクレンジング剤をなじませ、汚れを浮かしながら肌を上向きにするようにしましょう。

■眉間のシワ対策:ツボ押しマッサージ
※額・眉下の筋肉をゆるめて、額のシワやまぶたのたるみを予防します。

眉間のシワ対策:ツボ押しマッサージ

①両手の人差し指を、鼻脇にそって眉頭まですべらせます。
②眉毛の内側の端部分のツボ「攅竹(さんちく)」を、両手の人差し指で下から押し上げるようにして圧をかけて、息を吐きながら3秒キープします。

■顔のむくみ・ほうれい線対策:ツボ押しマッサージ
※頬を支える筋肉をゆるめてむくみ・ほうれい線を予防します。

顔のむくみ・ほうれい線対策:ツボ押しマッサージ

①両手で拳を作り、小指と薬指の関節を頬骨の下(瞳から直線下、小鼻の横)にあるツボ「巨髎(こりょう)」に当て、下から持ち上げるように圧をかけて3秒キープします。
②頬骨の下ラインに沿って、中指と人差し指の関節をすべらせ、最後に耳の前のくぼみに関節を置いて、下から持ち上げるように圧をかけて3秒キープします。

【種類別】クレンジングの特徴とやり方のポイント

市販されているクレンジング剤には、いくつかの種類があります。それぞれの一般的な特徴について見ていきましょう。

※以下に記載しているそれぞれのクレンジングタイプの特徴は、全ての製品に当てはまる訳ではありません。製品によって期待される効果や使用方法、肌との相性などは異なります。新しいアイテムを使用する際は、パッチテストで事前にチェックすることをおすすめします。

以下は、一般的に洗浄力が強いアイテムから順番にあげていきます。

クレンジングシート

クレンジングシートには、すでにクレンジング剤がシート全体に含まれているため、ふき取るだけでメイクオフできます。携帯に便利なため、旅行や外出時に使いやすいというメリットがあります。

ただし、シートで強くこすってしまうと肌に負担がかかるため、シートを使用する際はこすらずにシートにメイク汚れを移すようにして使用しましょう。

クレンジングオイル

クレンジングオイルは、洗い流すタイプのクレンジングの一種。通常、クレンジング剤のなかでは洗浄力が強いため、落ちにくい濃いめのメイクをすっきりと落としたい時に使いやすいメリットがあります。

クレンジングオイル

ただし、肌に必要な皮脂まで洗い流しやすい傾向があるため、特に乾燥肌や敏感肌の方は毎日使用するのはなく、メイクの濃さなどによって使い分けるようにしましょう。また、基本的にマツエクには使用不可です。

なお、クレンジングオイルを使用する際は、クレンジングを顔全体になじませた後、手のひらに残ったクレンジングオイルを軽く水で濡らして白く乳化させてから、それを顔全体になじませます。顔全体がサラっとした手触りになったらメイク汚れが浮いたため、優しく洗い流しましょう。

クレンジングリキッド

通常、油分をほとんど含まないため、濡れた手やマツエク使用者でも使いやすいのがクレンジングリキッド。

リキッド(液体)という名の通り、水のようなサラッとしたテクスチャで、べたつきが残りにくくさっぱりとした使用感がメリットです。

ただし、メイク汚れを落とす成分の配合量が比較的多く保湿力がそれほど高くないため、特に乾燥肌や敏感肌の方は肌の調子を見て使用量を調整する必要があります。

クレンジングジェル

トロミのあるジェルタイプには「水性タイプ」と「油性タイプ」があります。油性タイプのほうが比較的洗浄力が高い反面、オイルクレンジングと同様マツエクには使用不可のことがあります。

クレンジングジェル

水性タイプのなかでも、オイルが含まれないオイルフリータイプは、オイルのべたつきが気になる方やニキビ肌の方には使いやすいのがメリットに。

ただし、水性タイプのなかには、油分が水分に包まれているオイルインタイプもあります。オイルインタイプの場合、肌に伸ばすとオイルが肌表面に触れてメイク汚れとなじむ仕組みのため、油性タイプと同じようにマツエクには使えなかったり、オイルのべたつきや刺激が残ったりする可能性もあります。

ジェルクレンジングを選ぶ際はそれぞれの製品に油分が含まれているかどうかよく確認し、肌質に合うタイプを選びましょう。

クレンジングクリーム(バーム)

拭き取りタイプ、もしくは洗い流しタイプのあるクレンジングクリーム(バーム)。オイルやリキッドタイプなどと比較すると、一般的に低刺激ながら洗浄力はある点がメリットです。

拭き取りタイプの場合、肌に残ることを前提に作られていることから、一般的には刺激が少ないと言えます。ただし、拭き取りの際にコットンやティッシュペーパーなどで肌に摩擦を与えることがあるため、拭き取り方法に注意が必要です。

拭き取り用クレンジングクリームでメイクオフするイメージ

洗い流すタイプも、オイルなどと比較すると低刺激のため、乾燥肌や敏感肌の方やメイクがあまり濃くない日に使いやすいメリットがあります。

洗い流すタイプを使用する際は両手のひらで人肌に温めて、汚れとなじみやすくしてから肌に伸ばし、ぬるま湯で少しずつ丁寧にすすぐようにしましょう。

クレンジングミルク

クリームよりも水分が多くみずみずしいため、肌に伸ばしやすく保湿力も望めるのがクレンジングミルク。

クレンジングミルク

クリームと比べても一般的に低刺激な分、洗浄力は弱めのため、乾燥肌や敏感肌の方やメイクがあまり濃くない日に使いやすいメリットがあります。

使用する際は両手のひらで人肌に温めて、汚れとなじみやすくしてから肌に伸ばし、ぬるま湯で少しずつ丁寧にすすぐようにしましょう。

クレンジングの選び方

では次に、どのようなタイプのクレンジングを選べばよいのか見ていきましょう。

用途から選ぶ

外出先や旅行先などで手早くメイクを落としたい時には、携帯しやすく直接拭き取るだけでOKなクレンジングシートや、(拭き取りコットンは別途必要ですが)拭き取りタイプのクレンジングミルクが便利です。

お風呂場など手が濡れた状態で使用する場合は、(濡れた手でも使用可と書かれている)クレンジングリキッドが使いやすいでしょう。

また、メイクが濃いめの日は、肌をゴシゴシとこすって傷めないように、洗浄力の強いクレンジングオイルを使い、ナチュラルメイクやポイントメイクだけ先にオフする時は、低刺激で肌が乾燥しにくいクレンジングミルクを使う、といったように、状況に合わせて使い分けすることを前提にした選び方もおすすめです。

【用途別の選び方まとめ】
・外出先・・・クレンジングシート、拭き取りタイプのクレンジングクリーム
・入浴中・・・クレンジングリキッド
・メイクが濃い日・・・クレンジングオイル
・ナチュラルメイク、ポイントメイク落としとの併用・・・クレンジングミルク

肌質から選ぶ

【乾燥肌】
乾燥肌の方は、メイク汚れはしっかり落としつつ、肌に必要な皮脂は落とさず保湿成分を補えるクレンジングがおすすめ。

そのため、高保湿成分配合のクレンジングクリームやクレンジングミルクで、肌表面が乾燥でつっぱらないように注意しながらメイクや皮脂汚れをオフしましょう。

【脂性肌】
余分な皮脂が分泌されやすい脂性肌は、洗浄力が強めのクレンジングオイルやクレンジングリキッド、ジェルですっきりと汚れをオフしましょう。

ただし、脂性肌の方の中には、実際には肌内部は乾燥しているために皮脂が過剰分泌される「インナードライ肌」の可能性があります。

健康な肌とインナードライ肌

クレンジングや洗顔後すぐに過剰に皮脂が分泌されて肌がべたつくようなら、クレンジングタイプを潤いのあるクリームやミルクに替えて、保湿を重視したスキンケアをお試しになることをおすすめします。

【大人ニキビ肌】
大人ニキビ肌の要因のひとつに、肌の乾燥があげられます。

肌が乾燥してバリア機能が低下しているために、水分不足を補おうと皮脂が過剰分泌され、毛穴が詰まりやすくなることでニキビができやすくなっている可能性があるのです。また、ニキビは炎症のため、ちょっとした刺激にも反応してしまうことも。

そのため、大人ニキビをはじめとした肌トラブルが気になる場合、低刺激性で保湿力のあるクレンジングクリームやミルクをおすすめします。

【敏感肌】
すでにバリア機能が低下し、乾燥や肌荒れになりやすい敏感肌。そのため、クレンジングも洗浄力が強く刺激になりやすいタイプは避けて、肌をいたわる高保湿成分配合のクリームやミルクタイプがおすすめです。

敏感肌のクレンジング選びは重要

メイクをしている場合、クレンジングはメイクや皮脂汚れを落とすのが目的になりがちです。ですが、肌を健やかに育てるためのスキンケアは、まずクレンジングから始まっていると捉えましょう。

特に敏感肌の方は、すでに肌表面のバリア機能が低下して、通常は反応しないような少しの刺激でも肌荒れなどのトラブルになりかねません。そのため、適切なスキンケアによってバリア機能を整えることが重要です。

バリア機能が正常な肌と低下した肌

そこで、スキンケアの始まりであるクレンジングも、バリア機能を守り整える保湿成分(セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲン、スクワランなど)が豊富に配合されており、合成香料・着色料などの肌の負担になるような成分は無添加のものを選ぶようにしましょう。

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クレンジングはスキンケアの始まり!

クレンジングを替えただけでも肌の調子が変わる、ということは少なくありません。

まずは肌質に合ったクレンジングタイプを選び、後から使用するスキンケアアイテムとの相性が良いか、肌の乾燥や皮脂のべたつきが気にならないか、肌のツヤや潤い・キメに変化があるかどうかなど、こまめにチェックしてみましょう。

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