おでこのシワの原因とは?目立たなくするマッサージ方法などを紹介!

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2023/4/14289

ふと鏡を見ると気になる「おでこ(額)のシワ」。表情を動かすたびにおでこにシワができていると、年齢よりも老けて見えたり、不機嫌な雰囲気になってしまったりすることも。

そのため、できるだけ今よりも深い溝が刻まれないように、早めにおでこのシワ対策を行なうのが肝心です。

おでこのシワの原因とは?目立たなくするマッサージ方法などを紹介!

そこでここでは、おでこのシワができる主な原因と、目立たなくするマッサージなどのセルフケア方法をご紹介します!

おでこにシワができる原因とは?

まずは、おでこのシワができる主な原因についてチェックしましょう。

【原因1.加齢】

以前はなかったおでこのシワが、年齢を重ねるほどに気になるようになっている場合、他の部位のシワと同じく加齢が原因と考えられます。

肌奥の真皮層にあるコラーゲンエラスチンは、肌のハリ・弾力を作り出し、保湿成分ヒアルロン酸は潤いを担っています。

ですが、残念ながらこれらの生成力は18歳をピークに年々減少。特に40代以降はこれらの機能が衰えるため、肌のハリ・弾力・ツヤが失われてシワやたるみを招くことになるのです。

30代40代50代のコラーゲンなど減少図

そのため、若い頃には見られなかったおでこのシワをはじめ、顔には様々なエイジングサインが見られるようになります。

【原因2.紫外線】

加齢と同じく、紫外線によってもコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸にダメージが与えられ、おでこだけではなく顔全体のシワ・たるみなど、エイジングサインや肌トラブルが起こりやすくなります。

ちなみに紫外線による肌ダメージを「光老化」と呼び、肌の老化現象の約8割が光老化によるとされています。

■紫外線の肌への影響について詳しくはこちら
『UV(紫外線)って?種類や肌への影響について解説』

【原因3.乾燥】

肌が乾燥していると、肌のハリが失われるため乾燥小ジワができやすくなります。この乾燥小ジワをケアせずにそのまま放置していると、深く刻まれたシワになってしまいます。

【原因4.表情のクセ】

年齢にかかわらずおでこのシワが気になる場合、日常的な表情のクセによってできやすくなっていると考えられます。

顔には、総称して「表情筋」と呼ばれる複数の筋肉が組み合わさっており、細かな動きを可能にしています。そしておでこには、「前頭筋(ぜんとうきん)」という筋肉があり、おでこや眉・目元の動きを担っています。

表情のクセによるおでこのシワ

普段から目を細めたり、目を開く時にまぶたの力ではなく前頭筋を使って上に持ち上げていたり、眉をひそめたり上に持ち上げたりする動作が多かったり、といった表情のクセがあると、常に前頭筋を縮めているために、おでこ周辺の筋肉から肌まで負担がかかっておでこのシワが固定されてしまいます。

おでこのシワを目立たなくするスキンケアのポイント

おでこのシワができやすくなる主な原因を踏まえて、次に、おでこのシワを予防・目立たなくするためのスキンケアのポイントを見ていきましょう。

【保湿】

年齢に関わらず、肌は乾燥すると小ジワができやすくなり、そのまま放置しているとさらに深いシワへと進行することに。

また、肌の乾燥はエイジングサインだけではなく、ターンオーバーの滞りやバリア機能の低下など、肌にダメージを与える要因にもなります。

バリア機能の役割
※バリア機能:紫外線や花粉・ホコリなどの外的刺激から肌を守り、肌内部の水分が蒸発するのを防ぐ、肌表面のシャッターのような役割

そのため、健やかな肌づくりの基本となる保湿成分が配合されたスキンケアアイテム(化粧水・美容液・乳液・クリーム)で朝晩きちんとケアをして、潤いの満ちたツヤ肌を目指しましょう。

■保湿成分例:セラミド、ヒアルロン酸、スクワラン、アミノ酸類、コラーゲン、グリセリンなど

【ハリを与える成分をプラス】

乾燥だけではなく肌のたるみも気になる場合、ハリ・弾力を与える成分をスキンケアアイテムでプラスしましょう。

コラーゲンエラスチンのほか、たるみ予防が期待できるビタミンC誘導体や先述した保湿成分が配合されたスキンケアアイテムで肌を整えて、ハリと潤いのある肌作りをしましょう。

【紫外線対策】

先述したように、紫外線はコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸の産出量を低下させてダメージを与えます。さらに、角質層にもダメージを与えるため、バリア機能が衰えて乾燥や肌トラブルまでも引き起こします。
敏感肌になる外的要因の紫外線の弊害

中には、気温が高くなる夏場にしか紫外線対策をしない、という方もいるかもしれません。ですが、紫外線は一年中地表に降り注いでおり、UVA(紫外線A波)の場合、雲や窓ガラスも通り抜ける性質があります。

そのため季節や天候に関わらず、一年中UVカット効果のある化粧品(UVカット効果のある美容クリームや化粧下地など)を使用して、紫外線ダメージを予防するようにしましょう。

おでこのシワにアプローチするマッサージ・エクササイズ方法

朝晩のスキンケアで肌をいたわりながら、併用しておでこ周辺の筋肉のコリを取るマッサージや、筋肉の衰えをカバーするエクササイズを行なうのがおすすめです。

※マッサージをする際は、肌に摩擦を与えないように、保湿クリームや美容オイルなどを事前に塗布してください。

【1:前頭筋マッサージ】

おでこの筋肉である前頭筋は、眉上から頭頂部にまでつながっています。前頭筋が緊張してコリが溜まっていたり、適切に使えずに衰えていたりすると、おでこのシワやまぶたの重みなどを誘発します。

そこで、以下の前頭筋マッサージを気づいた時にはいつでも行なうようにしましょう。

①両手を軽く握ります。
②両手の指の第2関節~第3関節部分(平らな部分)を額の中心に当てます。

マッサージ方法
※上図:このように両手を握った状態で、指の第2関節~第3関節部分を額に当てます。

③額の中心から外側に向かって、拳で円を描くようにしながら額をマッサージします。

おでこのシワ対策マッサージ
※美容マッサージ用ツールをお持ちの場合は、そちらを使用してもOKです。

④③まである程度行なったら、指の第2関節~第3関節部分を左右の眉上に当てます。
⑤④の状態で、拳を上方向に押し上げ、眉毛を持ち上げます。この上下運動を2~3分間行ないます。

【2:眼輪筋エクササイズ】

「眼輪筋」とは、目の周りをぐるりと囲んでいる、ドーナツ状の筋肉のこと。まぶたの開閉や涙腺から涙を押しだす働きがあります。

眼輪筋が衰えると、前頭筋を使ってまぶたを開けようとするため、前頭筋の緊張・コリを招く要因になります。そのため、眼輪筋エクササイズを行なって、おでこのシワとまぶたの下垂を予防しましょう。

■エクササイズ1

①顔は正面に固定し、視線もまっすぐに前を見ます。
②左右の眼球のみを動かして、視線を∞(無限大の形。8を横向きにした形)に動かします。
※何回でも繰り返してOKです。
③②で動かした向きと反対の向きで、同じ回数動かします。

眼輪筋エクササイズ

■エクササイズ2

①両目をできるだけ大きく開けます。5秒間キープします。
※額にシワがいかないように注意しましょう。どうしても額の筋肉を使ってしまう場合は、片手を額に置いて軽く押さえ、眼輪筋で上まぶたを開けるようにしてください。

②ぎゅっと両目を閉じます。5秒間キープします。

これを数回繰り返します。

普段の生活で気をつけるポイント

スキンケアやマッサージ・エクササイズをしっかり行なっていても、おでこにシワができやすい生活習慣を送っていては元も子もありません。

そこで、以下のことにも気をつけて、できる限りシワがいかないように注意しましょう。

【表情のクセ】

前頭筋を使って眉を大きく上げたり、目を大きく見開いたりする動作は、おでこのシワを作り出します。

鏡を見て眉の上げ下げや目を見開いた時におでこのシワが目立つ場合、ご紹介した前頭筋マッサージや眼輪筋エクササイズをしながら、日常生活内では眉の上げ下げなどの動作をあまり大きく繰り返さないようにしましょう。

【うつぶせ寝・横向き寝】

意外かもしれませんが、就寝中の姿勢によってもシワができやすいことがあります。

うつぶせ寝や横向き寝は、長時間に渡って肌に「折りジワ」ができやすく、毎日続けることで深く刻まれてしまいます。また、就寝中にリラックスできていない場合も、無意識に眉をひそめていることも。

起床時におでこだけではなく他の部位のシワも気になるようなら、寝具の質や就寝前の入眠行動を見直すことをおすすめします。

就寝環境を整えることで、心身がリラックスして質の良い睡眠を取れるようにしましょう。

毎日のケアでおでこのハリとツヤをキープ

おでこは面積が大きいため、シワがあると目立ちやすく、顔の印象を左右するといっても過言ではありません。

毎日のスキンケアや紫外線対策、マッサージ・エクササイズ、生活習慣の見直しで適切にアプローチして、ツルンとハリ・ツヤのある肌を叶えましょう!

潤いあふれるハリ・ツヤを与えるおすすめアイテム

肌を潤してハリやツヤを与えるスキンケアアイテムと、スキンケアと紫外線対策が同時にできる日焼け止めクリームをご紹介します。

ボタニカルモイストローション(化粧水)

乾燥しがちな肌を潤いで満たし、みずみずしく保つ化粧水「ボタニカルモイストローション」。
ボタニカルモイストローション

4種のヒト型セラミドや3種の植物幹細胞エキス(ロドデンドロンフェルギネウム葉培養細胞エキス、アルガニアスピノサ芽細胞エキス、リンゴ果実培養細胞エキス)などの保湿美容成分が、乾燥肌・インナードライ肌に潤いとハリを与えて、乱れがちなバリア機能を整える化粧水。

グリチルリチン酸2Kやアラントインなどの整肌・保湿成分が肌荒れを防いで、乾燥によるエイジングサインにもアプローチ。

ミネラル豊富なボタニカルウォーターが角質にすっと浸透して、ハリのあるみずみずしい肌へと導きます。敏感肌パッチテスト済。
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ボタニカルモイストセラム(美容液)

5種の植物幹細胞エキス(ロドデンドロンフェルギネウム葉培養細胞エキス、アルガニアスピノサ芽細胞エキス、リンゴ果実培養細胞エキスなど)やヒアルロン酸、4種のヒト型セラミドやカイコまゆエキスが、敏感な肌に潤いとハリをプラスし、肌表面のバリア機能を整える美容液「「ボタニカルモイストセラム」。
ボタニカルモイストセラム

さらに、カミツレ花エキスやセイヨウオトギリソウ花エキスなどの植物エキスが、エイジングサインが気になる肌をひきしめて、キメの整った肌へと導きます。
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ボタニカルモイストクリーム(保湿クリーム)

たるみや乾燥が気になる年齢肌に潤いや美容成分を閉じ込め、バリア機能を整えるクリーム「ボタニカルモイストクリーム」。
ボタニカルモイストクリーム

加水分解コラーゲンやスクワラン配合。さらに保湿美容成分6種のヒト型セラミドや3種の植物幹細胞エキス(ロドデンドロンフェルギネウム葉培養細胞エキス、アルガニアスピノサ芽細胞エキス、リンゴ果実培養細胞エキス)が、乾燥肌・年齢肌に潤いとハリを与えて、肌表面のバリア機能を整えます。

また、整肌成分の油溶性ビタミンC誘導体(※)が潤い満ちる明るい肌へと導き、使うほどにくすみのないハリ・ツヤ肌へ。

※テトラヘキシルデカン酸アスコルビル、整肌成分
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ミネラルUVクリーム(日焼け止めクリーム、化粧下地)

エーデルワイスを中心とした6種の植物エキスの働きで、乾燥ダメージを受けた肌をしっとりと包み込み、紫外線やPM2.5などの環境ストレスから肌を守る「ミネラルUVクリーム」(化粧下地)。
VINTORTE ミネラルUVクリーム

紫外線をカットする紫外線防止効果(SPF50+ PA++++)やブルーライトカット効果で敏感な肌をカバー。

波長の長いUVAもしっかりカットして、たるみやシワなど、さまざまな肌トラブルの原因から肌を守ります。

ローズヒップオイル、マカダミアナッツオイルやバオバブ種子油などの希少なオーガニック成分の植物オイルがキメを整え、肌にツヤとうるおいを与えます。

敏感肌にやさしい低刺激処方で、シリコン、石油系界面活性剤・紫外線吸収剤など9つの無添加処方。石けんで落ちる処方。
■ミネラルUVクリームの商品詳細を見る▶

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